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服が臭い本当の原因とは?洗える服、洗えない服別!正しい臭い解決法

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「洗濯してるのに服の臭いが落ちない」あるいは「毎日洗濯することの出来ないスーツの臭いが気になってしかたない」等、服の臭いに悩まれている方が少なくないようです。はじめからクサイ服を着るのは自分自身にとって、とても不快なもの。まして、回りの人から「クサイ!」と思われてしまうのは避けたいものです。

またネットで服の臭いの解決法を検索しても誤った情報も多いのが現実です。ここでは、そんな服の臭いを解決するために!服が臭い本当の原因と今すぐ解決するために、洗えない服と洗える服に分けた具体的実践法!更に服が臭くならないようにする予防法をご紹介して参ります。

最後までお読み頂ければニオイがしない快適な服で過ごす習慣が得られますのでぜひ実行してみて下さい。

1.服が臭いのはニオイの粒子が原因

まず最初に、服の臭い対策や予防に役立ちますので、「ニオイ」とはどのようなものなのかをご説明させて下さい。ニオイとは目に見えませんが小さな小さな粒子です。

あまりに小さいので空中を浮遊します。このニオイの粒子が鼻に入ることで臭いを感じるのです。ですので服がクサイのは、何らかの原因でニオイ粒子が服に蓄積されている状態なのです。

ニオイは粒子

それでは次はニオイの粒が服に蓄積される原因(服が臭くなる原因)について確認してみましょう!

2.服にニオイの粒子が蓄積される主な4つのルート

服が臭くなる原因は、ニオイの粒子が服に蓄積されるのが原因であることは既にお話した通りですが、ここではこのニオイの粒が発生・蓄積される原因について確認してみましょう!

2-1.体臭の蓄積による服の臭い

体臭の原料は汗と皮脂です。汗は発生した直後は無臭なのですが、汗が服に付着するとこの汗をエサに菌が繁殖します。そして菌は繁殖する際の老廃物としてニオイ物質(ニオイの粒)を出すのです。これが体臭が発生する主たる原因です。

汗が臭くなる仕組み

また汗以外では、皮脂があります。皮脂は私達人間の皮膚表面を覆いお肌に潤いを与えてくれているのですが、皮脂が酸化するとやはり不快なニオイが発生します。加齢臭などもこの種類です。これらの体臭は、多くの場合、衣類の中で発生し蓄積されてきます。

2-2.外から付着する服の臭い

既にお話した通りニオイ物質とはとても小さな粒です。しかも空中を浮遊しますので、浮遊するニオイ物質が自分の服に着地すると、やはり服は臭くなってしまいます。分かりやすい例をあげれば焼肉屋さんで食事をすると衣類が臭くなるのもこのためです。またタバコの臭いも衣類に着きやすいですね。

ニオイの粒子

しかしこれらの臭いが着いた服を数日放置しておくと「臭いが消えた」と感じたことはありませんか?それは服に付いた臭いの粒が再びどこかえ飛んで行ったためです。陰干しなどをしておくと臭いが消えやすいのはこのためです。

2-3.汚れた服の放置

一日着用した服は想像以上に汗や皮脂、汚れを吸い取っています。この汚れた服を放置しておくと、服の中で雑菌の繁殖が進み、どんどんニオイ物質が増えてしまいますので、汚れた衣類は脱いだら出来るだけ早く洗濯することが大切です。特に温度と湿度が高い季節はなお更です。

2-4.生乾きによる服の臭い

汚れた服は、毎日のように洗濯しているのに、洗濯物から嫌なニオイがする場合、それは生乾きの臭いである可能性があります。

生乾きの臭いは、洗濯後の服に含まれる水分(水道水)を元に雑菌が繁殖することが原因です。人間の汗や皮脂に比べると水道水の成分は栄養分は少ないので、強烈な臭いはしませんが、水道水中のミネラル分などを栄養に菌が繁殖し、その際ニオイ物質が発生します。

これがなんとも不快な生乾きのニオイとなります。特に温度と湿度が高い季節は発生しやすいので注意が必要です。

生乾きのニオイ対策方法は5章でご紹介致しますので参考にしてみて下さい。以上、服が臭くなる原因についてお話して参りましたが次章では、具体的な服の臭いを消す方法を洗える服と洗えない服に分けてご紹介して参ります!

3.洗えない(アウター)服の臭いを消す方法

洗えない服といえばスーツや学生服、コートなどがありますね。このような毎日は洗うことが出来ない服の臭いを消すには、服に付着したニオイ物質(ニオイの粒)を落とせばニオイは消えます。ここでは自宅で簡単にすぐニオイの粒を落とす方法を3つご紹介します。

3-1.スチームアイロンで臭いを落とす

焼肉屋さんに行くと服にニオイが付きますが、この臭くなった服も数日ハンガーに掛けておくことでニオイが消えます。これもニオイの粒が服から除去されたり放出されたことによるものです。

ただ「何日も干す時間がない。明日も着る必要がある」という場合に有効なのが蒸気の活用です。ニオイの粒が付着した服の表面に蒸気をあてることでニオイの粒は放出されます。また蒸気により服の表面が湿り、この湿り気が蒸発する際にもニオイの粒が一緒に放出されるのでニオイの粒が取れるのです。

steam

具体的にスチームアイロンを利用した消臭方法はとても簡単です。
1.服の臭いが気になる部分にアイロンのスチームをかけます。
2.ワキ部など特に臭い部分は裏側にもスチームをかけると効果的です。
3.スチームをかけ終えたらハンガーにかけて陰干しします。

これだけです。夜スチームをかけて干しておけば朝にはニオイが放出されてスッキリした服になっています。お風呂に乾燥機能がついていればお風呂で乾燥させれば更に効果的です。また乾燥器がなく湿度が高くてなかなか乾きそうにない季節などは扇風機の風をあてておくと乾きやすくなります。

ちなみにスチームアイロン以外にもスチームクリーナーという便利な製品もありますのでamazonで人気の商品(amazonスチームアイロンでレビュー評価順)のものをひとつずつ以下にご紹介しておきます。(2017年5月12日現在)ZNT 衣類スチーマー ハンディスチームアイロン スチーム手袋 超高速 手軽 旅行用 家庭用 ZNT-E301

3-2.お風呂で蒸気を吸わせて臭いを落とす

さてスチームアイロンがない場合、お風呂の蒸気を利用しても同じような効果を得ることが出来ます。ニオイの粒を放出させる理屈は全く同じです。その方法は

お風呂の蒸気利用

1.お風呂にお湯を溜めるか沸かすなどして、蒸気がいっぱいの状態で風呂に服(スーツ等)をハンガーにかけ1時間程度入れておきます。
2.その後、服(スーツ等)をお風呂から取り出し陰干しします。

お風呂に乾燥機能があれば利用しましょう。またハンガーをかける棒がお風呂にない場合は、以下にご紹介する浴室用伸縮棒などを利用すると便利です。参考:アイリスオーヤマ 浴室用ステンレス超強力伸縮棒 長さ110~190cm YSP-190 価格:1,980円

浴室用伸縮棒

3-3.ミストを利用して臭いを落とす

スチームアイロンもお風呂も利用できない場合の最終手段は、ミストを利用する方法があります。100円ショップなどで売っている霧吹きに、ぬるま湯を入れて服にミストを吹きかけます。後は他の方法を同じくハンガーにかけて陰干しします。

ミストを利用

蒸気に比べミストですと少々水分が多く付着しますので、出来るだけ早く乾かすために扇風機の風をかけておくとよいでしょう。ただしこの際の風の強さは例えばズボンなどの折り目が崩れないよう強すぎない風の強さにしておくようご注意下さい。

4.洗える(インナー)服の臭いを消す方法

ご説明するまでもありませんが、洗える服は洗濯でニオイを落とすのがベストです。ただ注意すべきはは汚れた服を放置せずすぐに洗濯することです。汗を直接吸い取る服(下着など)はその日のうちに洗濯するのがベストです。

毎日が難しいようであれば少なくとも2~3日に1回の洗濯が必要です。効率的だからといって汗を吸い取った服を1週間まとめて洗濯することは避けましょう。

以上のように洗濯をこまめにしても服に付着した体臭が落ちない場合は、次にご紹介する酸素系洗剤を利用するっと汚れと共にニオイも落ちやすくなりますので参考にしてみて下さい。

4-1.酸素系洗剤につけ置きしてニオイを落とす

通常の洗剤を用いて洗濯しても汚れやニオイが落ちきれない場合、ぜひお試し頂きたい洗濯方法があります。それは「酸素系洗剤を用いた、つけおき洗い」です。まずは通常の洗剤と酸素系洗剤との違いの概要を説明させて頂いた後、具体的なつけおき洗いの方法についてご説明させて頂きます。

4-2.酸素系洗剤とは

まず通常の洗剤の多くは界面活性剤の親水基・親油基の性質を利用して油汚れを落とします。油と付きやすい親油基に油が付き、水と付きやすい親水基が水の方へと汚れを引っ張ることで汚れを落とします。

界面活性剤の仕組み

通常の洗剤は上図のように界面活性剤の親水基・親油基の性質により油汚れを落とします。しかし親油基は油はくっつきやすいのですが他の汚れは落ちにくいのです。

酸素洗剤

●酸素の力で汚れをはがして落とす

しかし酸素系洗剤は酸素の力で汚れを落とす(はがすイメージ)ので油汚れはもちろんですが酸素がくっつく様々な汚れ、ニオイ物質に効果的に落とすことが可能です。

また酸素洗剤の主原料は過炭酸ソーダです。これはエコなお掃除方法として注目されている重曹と同じ物質で構成されています。重曹も酸素の力で汚れを落とします。この酸素の量が重曹に比べ酸素洗剤は格段に多いのが特徴です。

●アルカリ性と酸素で酸性の汚れを落とす

さらに酸素系洗剤は粉末でお湯に溶かして使用します。溶かした溶液は弱アルカリ性であるため、なかなか落ちにくい酸性の油汚れ、手垢、服の汚れに対し、逆性の酸素系洗剤のアルカリ性が働きかけ酸素の力と共に強力に汚れを落とすのです。

4-3.酸素系洗剤を用いた服のニオイの落とし方

準備:熱めのお湯に酸素系洗剤を溶かす

バケツに熱めのお湯(40℃~50℃)を入れ、ここに酸素系洗剤を1リットルあたり10グラム程度入れます。

あとは汚れた服をつけて置く

酸素系洗剤を入れたお湯にニオイや汚れを落としたい服を一晩つけ置きして下さい。酸素の力で汚れやニオイが落ちていきます。服の繊維も傷めないので安心です。特にニオイや黄ばみを落としたい部分があれば酸素系洗剤を多めに入れ軽く手もみしてからつけ置きすると更に効果的です。

つけおき洗い

軽くすすいてで脱水

翌日、軽くすすぎ脱水。そして風通しのよいところで陰干ししてみて下さい。通常の洗濯と比べると格段に汚れやニオイ、黄ばみなどが落ちています。

※注意:絹やウール、革製品などの動物性繊維には酸素が反応し変色することがありますので使用できませんのでご注意下さい。

5.服の臭い付着予防5選

これまで服についてしまったニオイの落とし方についてお話して参りましたが、今度は、服にニオイを付けないためのコツについてご紹介して参ります。

5-1.外出先では汗の付着予防と乾燥がポイント

服を臭くする主要因は体臭です。この体臭の原料となるが汗です。とてもシンプルすぎて拍子抜けされるかもしれませんが大切のは汗というニオイの原料を減らすこと。具体的い言えば小まめに汗を拭きとることはとても有効です。

また体臭(ニオイ)の発生を抑制するには、菌の繁殖を抑制する必要があります。前述したように体臭の原料となる汗を小まめに拭き取ると同時に服の湿度を下げることで服が臭くなるのを抑制することが出来ます。

例えば気温が高いのに乾燥しているハワイなどでは汗をたっぷりかいてもあまり臭くなりません。暑いので汗は出ますが、すぐに乾いてしまうため菌が繁殖しにくいのです。私も同じTシャツを数日着てもカラッとしてあまり臭くならなかったという実感がありました。

具体的には、歩行中、汗が出る場合は上着を脱いで持ち運んだり、会社で上着などはできるだけ脱ぎハンガーにかけておいたり、靴も脱いでサンダルなど社内履きに替えるなどです。このように上着や靴下などは着用した状態ですと湿度温度ともに高く菌とニオイが発生しやすいので風通しのよい状態にしてあげることが服の臭い抑制に効果的です。

5-2.生乾きの臭いを防ぐには干し方がポイント

2-4.でお話しましたが生乾きの臭いの原因は菌の繁殖です。このためできるだけ菌を繁殖しないようにすることが有効となります。ここでは、花粉やほこりなどが付きやすい外干しをしたくない。だけれど部屋干しの臭いも防ぎたいという方のための生乾きの臭いを防ぐ干し方をご紹介して参ります。

対策1.風を通す工夫をすること。

洗濯物を濡れたまま放置しておくと菌の繁殖を促して臭いが発生する原因になります。当然ですが洗濯後はすぐに干すことが大切です。その為に気をつけるべき点は、室内の風通しです。最低2箇所の窓を開けること。また窓がどうしても開けられない場合は換気扇を利用したり、扇風機などを利用し風を洗濯ものにあてておくと効果的です。

対策2.室内の湿度に注意すること。

部屋干しをすると当然、室内の湿度が上がります。この湿度が菌の繁殖を促し生乾きの原因となります。湿度を上げないためには除湿機を利用すると効果的です。またお風呂場で換気扇をまわしながら除湿機を使うと更に効果が高まります。

対策3.洗濯物は離して干す

これも当然のことではありますが、洗濯物を干す際、出来る限り広げて洗濯物どうしが付かないように干すことが大切です。洗濯物が重なっていると、なかなか乾かないだけでなく菌とニオイが発生しやすくなるので注意しましょう。

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amazonなどで【部屋干ハンガー】というキーワードで検索すると様々なハンガーが販売されていますので、このようなハンガーを利用すると洗濯物が重ならない様に干しやすくなります。

5-3.スーツなどはブラッシングで汚れを除去しておく

スーツなど毎日洗えない服は、物理的にブラッシングなどで生地表面の凹凸に付着した汚れを除去することが大切です。汚れはそれ自体がニオイ物質であったり、菌のエサになったりするためです、

スーツなどのブラッシングのポイントは、生地の縫い目に沿って上から下へソフトにブラッシングするのがポイントです。汚れをかき出しながら毛並みも整えるようにします。この際の注意は生地をこすらない事。手首でスナップを効かせブラッシングするイメージです。

ブラッシング

またジャケット類は型崩れしないよう、ハンガーを利用し、ハンガーから外れないようにボタンを留めてブラッシングします。またスラックスは挟み込むタイプのハンガーを利用するとブラッシングしやすくなります。

5-4.同じ服を連日着用しない

一日着用したスーツは想像以上に汗を吸い取っています。まずは一日着用したスーツは、2日程度、できるだけ風通しの良い場所で陰干ししてあげましょう。陰干ししている間にスーツに付着した汗は気化させ、ニオイ物質は放出することになります。

再び着用するのも、あるいはクローゼットにしまうのも2日の陰干ししてからにするのが大切です。出勤にスーツが必要な場合は少なくとも3着ほど用意し着まわすことでニオイ対策になるだけでなく長い目でみればスーツも痛まず長持ちにも繋がります。

5-5.消臭スプレーを活用する

昨今は、CMの影響などもあり服の臭いに敏感な方が増えているようです。どうしても服の臭いが気になる方は、あらかじめスプレーしておくことでニオイ(体臭)を消してくれる衣類にするスプレーなども販売されていますので、利用すると便利です。

衣類の消臭スプレー詳細については別記事「体臭対策ならヌーラ!今すぐ実践すべき衣類を消臭剤にし体臭を防ぐ方法」を参考にしてみて下さい。

6.まとめ

いかがでしたでしょうか?いつも清潔感のある臭わない服を着ることは、袖を通した際の気持ちにも大きな影響を与えるもの!また他人に対するエチケットとしても大切なものです。

服の嫌な臭いは、ご紹介した、ちょっとした気遣いで激減することが出来ます。ご紹介した対策と予防法で、いつも臭わない!そして清潔感ある服で一日をさわやかに過ごされることにお役に立てれば幸いです。

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