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ワキガを抑える

ワキガ

お金や手間をかけずにワキガのニオイを抑えるたった3つの方法

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「ワキガ」と一言で言っても、とても曖昧な定義の症状であることはご存知ですか?症状や程度は人それぞれ。分かっているつもりの「ワキガ」ですが、正しく理解出来ている人は少ないのではないでしょうか。

中にはワキガではないのに自分はワキガだと思い込み、苦しく辛い毎日を過ごしている方もいます。本来は気にする必要がない周囲の人々のふとした動作、咳払いや不機嫌そうな表情を、「自分がワキガなので、相手に迷惑をかけている」と捉えて絶望してしまうのです。

このコンテンツでは、医師が推奨するワキガ臭を抑える方法をご紹介します。どれも高額なものではなく、日々の生活の中で出来ることばかりです。

それでもニオイを抑えられない、まだニオイが気になると言った場合には、医師のカウンセリングを受けることも、解決に近づく一つの方法です。

この記事をお読み頂ければ、ワキガにまつわる今の悩みを軽くする方法を知ることが出来ますので是非最後まで目を通してみて下さい。

1.ワキガと体臭は違う!実は複雑で個性的なワキガについて正しく知ろう

人間の体は頭からつま先まで、様々な部位からニオイを発しています。体から発生する主な臭いの原因は汗や皮脂が菌によって分解、酸化して起こるものですが、この他にも、

  • 生理的な原因で発生するニオイ
  • 病的な原因で発生するニオイ
  • 体の一部から発生するニオイ
  • 全体から発するニオイ

などがあげられます。

これらを総称して「体臭」と呼んでいますが、限られた人の主にワキの下から発生する特殊なニオイのことを「ワキガ」と呼んでいます。ワキガとは、主に、肌の細菌がアポクリン汗腺から出た汗を栄養にして繁殖する際に出す老廃物のニオイのことをいいます。

医学的にはワキガは、「腋臭(えきしゅう)症」もしくは「臭汗(しゅうかん)症」と呼ばれています。「ワキガ」と一口に言いますが、ニオイの強さは人それぞれで、また、汗の量や環境や体調でニオイも変化するのでとても複雑です。人の数だけニオイがあるのと同じく、「ワキガ」も実に千差万別なものなのです。

ワキガについて詳しく紹介している、こちらの記事も参考にして下さい。

ワキガとは何か?原因・実態・症状・自己チェック法から最適対策法まで

ワキガとは何か?原因・実態・症状・自己チェック法から最適対策法まで

1-1.ワキガ体質である可能性があるかどうかを自分で判断する方法

自分はワキガ体質である可能性があるのかそうでないのかを判断する目安は、以下の5項目に当てはまる項目が多いかで分かります。ただ、多くの項目が当てはまっても、ワキガ体質であるとは言い切れない場合もありますので、おおよその目安として下さい。

  • 耳垢が軟らかい
  • 下着の脇の部分が黄染する
  • 腋毛が比較的多い
  • 遺伝傾向がある
  • 脇の下の多汗

1-2.増えている自己臭恐怖

若い世代を中心に増えている自己臭恐怖症という症状はご存知ですか。決して体臭が強いわけではないのに、「自分は体臭が強く、人に迷惑をかけている」と思い悩む病です。

この症状に苦しむ人は、総じてまじめで責任感が強く、いい人が多いという傾向があります。人に自分の存在が受け入れられているかどうかという不安からくる神経症の一種です。

医師のもとでワキガ体質であるかどうかの試験などをして、体臭が特別強いわけではないことを証明しても、自己臭妄想が解消されない場合は、精神神経療法を含む治療が必要となる症状です。

当サイトの監修医である五味クリニックの五味先生によると、受診した患者さんの70%はワキガでないか、手術の必要がない方だそうです。「本人が気にし過ぎている」だけというケースも多くある為、日常生活に差しさわりがある程思い悩んでいる方は、医師のカウンセリングを受けるのも悩みを解決する為の一つの方法です。

2.ワキガ臭を抑えるための3つの方法

ワキガの臭いは、アポクリン腺からの汗を原料とする硫黄臭・スパイシー臭と他の一般的体臭が混合された結果です。このため一般的な体臭ケアはワキガ臭を軽減することにもつながります。

この2章では、自分のワキガ臭が気になった時にニオイを抑える方法をご紹介します。

身近にあるものを使って手軽に出来る方法や、日常の習慣からニオイを抑える方法など、高価なデオドランド剤を買う必要も、肌や体に負担をかける必要もない、手軽で安全な方法ばかりですので是非試してみて下さい。

2-1.身近にあるものでお金をかけずにニオイを抑える方法

・脇を清潔にする

ニオイは肌の細菌と汗が組み合わさることにより発生しますので、出来るだけ肌を清潔に保つことが大切です。外出前にはシャワーを浴びる、汗が出た後はこまめに汗を拭き取ることでニオイの発生を減らすことが出来ます。

肌の細菌を拭き取ることが目的なので、汗を拭き取る際は、乾いたハンカチよりウェットシートなどで拭き取るようにすることでニオイを抑える効果が高まります。

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ミョウバンとは古代ローマ人が制汗剤として使っていたといわれ、デオドランド剤として長い歴史があります。ミョウバンは水に溶けると酸性になる性質があるので、ミョウバンが肌を酸性に保ち、雑菌の繁殖を抑え、結果的にニオイを抑える効果があるのです。

【作り方】
①市販のミョウバン(50g)を、1.5リットルのペットボトルに入れる。
②水道水を注いで蓋をしてよく振る
※水の代わりに緑茶を使うとさらに消臭効果が高まります
※ミョウバンが溶けない場合には、1日そのまま放置すると、溶解して透明の液になります。
※事前に少量試し塗りし、肌に異常が現れないことを確認してから使用すると安心です

【使い方】
・ミョウバン水をガーゼに浸してワキの皮膚を拭く
・スプレー容器に入れ直接皮膚にスプレーする

・リンゴ繊維を使ったリンゴ湿布

ワキガのニオイ発生を抑えるメカニズムは少しずつ解明されており、そのうちの一つが体内の資質の代謝に関係するたんぱく質の一種である、アポタンパクの生成を抑えることです。このアポタンパクを減らすのに効果があるとされているのが、リンゴに含まれる繊維質です。

【作り方】
①リンゴを適量おろし金ですりおろす
②ガーゼなどに包んで水分を搾る
③搾りかすをハンカチなどの布に包んで出来上がり
※事前に少量試し塗りし、肌に異常が現れないことを確認してから使用すると安心です

【使い方】
・リンゴ湿布を寝る前に5分ほどワキに挟む
・洗い流さずに就寝しても良いですが、気になる場合は水で濡らしたガーゼなどで軽く拭き取る

・レモンとリンゴとミョウバンを使った消臭スプレー

レモンの果汁には皮膚の雑菌を抑える作用があります。上でご紹介したミョウバン、リンゴ繊維、そしてレモンの果汁を使った、材料は自然素材のみの、安心して使える消臭スプレーをご紹介します。

【作り方】
①レモン1個分の果汁を搾ってボウルに入れる
②①のボウルに、皮をむいたリンゴ1個をすりおろして入れ、ガーゼで絞る
③搾り汁にミョウバン小さじ1杯を入れてかき混ぜる
④スプレー容器に入れて出来上がり
※事前に少量試し塗りし、肌に異常が現れないことを確認してから使用すると安心です

【使い方】
・お風呂上りに両脇にスプレーして塗り込む
・スプレー後のニオイが気になるようなら、10分後に洗い流す

2-2.ワキガ臭を抑える習慣を日常生活に取り入れる

2-2-1.毎日酢を摂取する

酢には汗臭いアンモニア臭を抑え、体臭を健康的な心地よいにおいに変える力があります。毎日の食事に取り入れてもいいですし、酢を飲む方法もあります。

摂取する酢は黒酢や醸造酢で構いませんが、飲みやすいのはリンゴ酢です。毎日朝晩、さかずき1~2杯(20~40ミリリットル)を、水やジュース、牛乳などで割って飲むようにするとよいでしょう。

2-2-2.酢風呂でニオイを抑える

酢の主成分であるクエン酸には殺菌作用があり、皮膚にいる常在菌のバランスを崩すことなく菌の活動を抑えてくれます。体にダメージなく、ニオイの発生も抑えられる酢風呂は生活に取り入れやすくおすすめです。

やり方は、180リットルのお湯に対して、酢(黒酢か醸造酢)をコップ2分の1杯程度(100ミリリットル)入れて、ゆっくり入浴します。少ない量なのでさわやかな香りがお風呂場に漂います。

クエン酸の一部は汗腺から吸収されますし、入浴によって血行がよくなり、相乗効果でクエン酸回路を促進し、乳酸の生成を抑えるので、強烈なアンモニア臭も解消できます。

2-2-3.有酸素運動を習慣化する

有酸素運動をすることがどうしてワキガのニオイを抑えるのに効果があるのでしょうか。

日頃から有酸素運動で良い汗をかいている人は、汗腺の導管部というところで汗の原料となる血漿の成分がうまく「再吸収」されるため汗の成分が水に近くサラサラした感じの「良い汗」をかきます。しかも良い汗はアルカリ成分の重炭酸イオンが少ないため「酸性」で皮膚表面にて雑菌が繁殖しにくいためニオイになりにくいのです。

ところが、運動不足でたえず空調のきいた部屋ばかりにいる人は、まず皮膚抹消血管の血行が悪くなります。血行が悪くなると汗腺への酸素供給がうまくいかず無酸素下で「解糖系」という方法で汗腺が働くエネルギーを取ります。

この際、「乳酸」という疲労物質が大量に生産され、この乳酸は汗腺のなかにアンモニアの分泌を増加させる性質があるため「汗くささ」が強くなります。また、運動不足になりますとちょっと動いただけでも汗がかきやすくなりますがこのようなときの汗もアルカリ性が強く雑菌が繁殖しやすい悪い汗なのです。

過度の負担をかけずに酸素を十分取りこんで、一定の時間以上行う有酸素運動を習慣することは、ニオイのない「良い汗」をかける体に繋がります。

有酸素運動の代表は、もちろんウオーキングです。他には、ジョギングやサイクリング、水泳などが「軽い負荷」で「一定時間以上継続できる」有酸素運動といえます。

なぜ「一定時間以上」なのかというと、体臭予防のもうひとつは血液中の「遊離脂肪酸」を減少させるためです。

実は運動を始めて最初の20分から30分くらいは、脂肪酸でなく血中のブドウ糖の方を燃焼させてエネルギーにしているので、脂肪酸の量はあまり減少しません。脂肪酸が燃焼されるのは、20分くらい過ぎてからなのです。運動は少なくとも30分以上続けて行いましょう。

2-3.経衣類消臭法

経衣類消臭法とは、服を「消臭剤」にしてしまうという考え方です。

従来の消臭剤は、スプレー、スティック、ロールオン、軟膏などの違いはありましたが、直接皮膚に塗布して、皮膚からニオイが発生することを抑えることが目的でした。

経衣類消臭法では、衣類にスプレーして衣類に「消臭機能」をもたせ、衣類でニオイを抑える、従来のデオドラント剤とは全く考え方が異なる方法です。

体から発生したニオイ分子は、衣類の繊維に蓄積し、飽和状態になって拡散したときに周囲人の鼻に達します。もしその衣類がニオイを外に発生させないとしたら周囲の人にはニオイは届きませんので、気付かれることもありません。

使い方はいたって簡単で、夜寝る前や出かける前に、着る予定の下着や上着のニオイが気になる箇所(ワキガ体質の場合は脇)に数回スプレーするだけです。

また、効果の持続時間は、肌に直接スプレーするものなら汗をかいて流れてしまえば効果がなくなります。しかし、衣類の繊維にスプレーしておけば一定の臭いの量に反応するまで持続するので、一日1回のスプレーで十分にニオイが抑えられます。

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3.相談する医師を探す際のポイント

自分がワキガ体質なのか、また、ニオイ対策をしているのにニオイが気になるなど、人によって悩みの大きさは様々でしょう。

もう自分のニオイが気になって気になって、人と会うのが苦痛だ、学校や仕事に行きたくない、ニオイのことを考えると涙が出るなど日常生活に差しさわりがある程悩みが大きくなっている方は、医師のカウンセリングを受けることも問題解決に近づく一つの方法かもしれません。ここでは相談する医師を探す際のポイントをお伝えします。

3-1.しっかりカウンセリングをしてくれる医師を探す

1章の増えている自己臭恐怖でもご紹介しましたが、当サイトの監修医である五味クリニックの五味先生によると、受診した患者さんの70%はワキガでないか、手術の必要がない方だそうです。

自分は手術の必要があると思っていても、医師とのカウンセリングの中で、違う問題解決の方法が見つかるかもしれません。医師探しのポイントは、何よりカウンセリングをしっかりしてくれる医師を探すことが重要です。

患者さんの希望を聞き取り、共に適切な問題解決の手段を考えてくれる医師かどうか確認することをおすすめします。

3-2.ネット上の口コミなど広告を信じすぎない

ネットにおいて「ワキガ」で検索をした場合、検索上位に多くの美容外科や皮膚科などが表示されます。手軽な治療方法もあり、ニオイの悩みが全て解決するように思えてくるかもしれませんが、症状も悩みも人それぞれ。

ネット上での口コミや広告を信じすぎないようにし、自分に適した治療がどれに当てはまるのかは、医師とのカウンセリングを受けたうえで、自分自身も充分に納得できるものかどうか確認しましょう。

4.まとめ

今回酢やミョウバンなど身近なものを使って出来る、日常の中に取り入れやすいニオイ対策をご紹介しました。衣類で消臭する方法も肌に直接つける従来のデオドランド剤に比べて体への負担が少ない方法です。ぜひ実践してみて下さい。

実践したけどやっぱりニオイが気になる、医師を探したいという場合は、

  • しっかりカウンセリングをしてくれる医師を探す
  • ネット上の口コミなど広告を信じすぎない

上の2点を意識して医師探しを行うことをおすすめします。

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