足が臭い病気は?足の症状別チェック方法とその効果的な対策
足が臭いから病気になるのか?病気だから足が臭いのか?本当のところどうなのか?足に関する病気はありますが、足が臭いからといって、病気とは限りません。
清潔に保つこと、日ごろの靴や靴下へのケアを行っていれば足が臭くなる心配がなくなります。ただし、足が臭いこととは直接関係はないのですが、病気により、結果、足が臭くなりやすくなる場合もあります。
ここでは、足が臭い病気で考えられる症状や、足が臭くてたまらない方への効果的な対策などをお話していきます。今、自分の足がどのような症状が出ているのかをしっかり確認をして、足の症状別にあった効果的な対策や治療を行ってください。
一日も早く、よりよい治療や対策を行い、早期解決を心がけて臭わない足を目指して下さい。はじめに、足が臭い病気で考えれらることからお話していきます。
1.足が臭い病気で考えられること
1-1.水虫
足の病気として真っ先に思いつくのは「水虫」ではないでしょうか。しかし、水虫と足が臭いことは、どちらも直接関係はないのです。そもそも、水虫の原因となる白癬菌は臭いを発することはありません。白癬菌はカビの一種で、もともと人間の皮膚には存在しない菌なのです。
水虫に感染する仕組みは、白癬菌が皮膚(角質層)に侵入して増殖し、寄生することにより発症します。単に白癬菌が皮膚に付着しただけでは水虫は発症しません。菌が付着した足をよく洗わずにそのまま放置をすると、傷ついた角質から菌が侵入し繁殖してしまい感染します。
足のニオイの原因になるのは、人の皮膚にすんでいる菌が、汗を栄養にして菌が繁殖していき、繁殖した際に老廃物として臭いニオイを出しているのです。
白癬菌と常在菌が好む環境は似ており、どちらの菌も高温多湿を好むことから、足が臭いと水虫を併発することが多くなるのも事実です。白癬菌が臭うわけではなく、足の裏の高温多湿の環境が菌の繁殖を増徴させてニオイを発生させているのです。
足のニオイだけであれば、足を常に清潔にして足が蒸れないよう日々のケアを心がけていれば足のニオイを抑えられることは可能ですが、水虫になってしまったら早期の治療が必要となります。
では、自分の足が水虫なのかどうか気になると思います。症状は様々ありますが、ポイントを絞ったチェック項目を紹介しますので水虫に感染しているかどうかチェックしてください。
水虫は4人に1人が感染しているといわれています。他人事ではない状況です。自覚症状がない人も、一度、自分の足をチェックして確認してみてください。
1-1-1.水虫によくある症状
自分の足の症状が以下の項目にあてはまるか確認してみてください。
・かかとがガサガサして、粉をふいている
・足の裏や縁に小さな水ぶくれができている
・指の間がカサカサして、皮がめくれている
・爪の表面が白っぽく、厚くなっている
あてはまるものが1つでもあれば、残念ながら水虫の可能性があります。症状に気付いたら、なるべく早めに対処することが大切です。まずは皮膚科を受診し診断を受けてください。
1-1-2.水虫かもしれないとわかった方へ
水虫の代表的な症状を詳しくご紹介します。
■水虫の代表的な症状
○足の水虫(足白癬):足の水虫には趾間型、小水疱型、角質増殖型などがあります。
・趾間型(しかんがた)
足の指の間が初めは赤くなり、それから白くふやけて皮がむけます。むずむずとかゆいことが多く、白くふやけた皮をむしるとただれて、液が出てじゅくじゅくする。
・角質増殖型(かくしつぞうしょくがた)・・・足の裏、特にかかとの部分の角質が厚くなり、表面がザラザラになって皮がむけてくる。かゆみなどの自覚症状はない。
・小水疱型(しょうすいほうがた)・・・足の裏や縁に小水疱や膿泡ができ、強いかゆみを伴う。小水疱は通常2~3mm程度ですが、時により大きくなることもある。
○爪の水虫(爪白癬):爪が、ぶ厚くなり、ぼろぼろになる、爪のまわりが厚くなりカサカサしている、爪の一部が白や黄色っぽく濁っている。
■水虫を放置すると?
自覚症状がないからといって、水虫を放置するのはとても危険です。症状が悪化し治りにくくなってしまうだけではなく、足から手や爪など他の部位へ感染する可能性もあります。一旦、爪に感染してしまうと、白癬菌は爪の中でどんどん増殖します。
爪白癬は角化型よりもさらに治りにくく、市販薬では治療が困難なため、せっかく足部分の症状が治っても、自分の爪から再感染ということもあり得ます。
また、水虫は家庭内に一人患者がいると、かなり高い確率で周りの人へもうつってしまう病気です。自分のためにはもちろん、周りの人への感染を防ぐためにも、早急な治療を心掛けてください。
・バスマットやスリッパは共有しない
バスマットやスリッパは直接素足に触れるものなので、同じものを使用せず個人のマット、スリッパを利用する。
・玄関マットやラグマットは小まめに日干しにする
どうしても共有することになる玄関マットなどは、小まめに日光に当てて乾燥させる。水虫菌は高温多湿が大好物です。乾燥させ、清潔に保つことで殺菌に繋がります。
・部屋を掃除する
家の中のゴミやホコリの中や、床や畳などに水虫菌がいることがあります。小まめに掃除し、風を通して換気する。
・家族みんなが水虫でないか調べる
家族の中にひとりでも水虫になった人がいる場合、他にも水虫の人がいる可能性があります。家の中に水虫を蔓延させないためにも、家族それぞれにも調べてもらう。
それでは、どんな病院がよいのか、どんなことをされるのか、気になるところですよね。診察を受けるための病院の選び方や、診断・検査方法などを紹介します。
【病院の選び方】
受診する病院は、皮膚科専門医がいる病院を選んでください。皮膚科専門医とは「認定された指導医のもとで5年以上にわたるある一定のトレーニングを積み、かつ専門医としての知識と技量が備わったと認められる医師」と日本皮膚科学会で定義されている専門医となります。
皮膚科専門医の中でも特に水虫に詳しい、もしくは研究を行っている専門医のいる病院を受診できれば完治は早くなります。また、サイトなどで診療内容に水虫や治療方法について紹介しているところ、 顕微鏡検査をきちんと行ってくれるところを事前に確認してから受診してください。
症状によって長期間かかる場合もあるので、自宅や職場から通いやすい場所、予約や夜間診療を行っている医療機関を見つけるのも1つです。
【診断と検査】
皮膚の状態をみることだけでも診断はできるのですが、正確な診断を行うためには顕微鏡検査を行なったうえで診断し治療を開始してください。
検査方法は、皮膚や爪の一部を少し取り、顕微鏡で白癬菌の有無を確認します。受診したその時に数分で行える検査です。はっきり白癬菌が確認できれば水虫と診断されます。ただ、一度の検査で白癬菌がいなかったり、検査前に水虫の薬を塗っていると白癬菌がみつからないこともあるので、その際は水虫の治療を始めず、はっきりと白癬菌が確認できるまで検査を繰り返すこともあります。
【治療】
水虫の治療には塗り薬が中心となります。塗り薬には、液剤やスプレー式、クリームタイプがあります。内服治療をする場合もあります。爪水虫の場合には、効果が高い白癬菌を殺す抗真菌剤の内服を行うことが多いようです。
症状がなくなっても白癬菌は角質内に残っていることもあるので、処方されたとおりにしっかりと続けていくことが大切です。
【完治までの期間】
急性の場合は1ヶ月で完治することも可能です。症状によっては年単位になる場合もあります。慢性になる前に一日でも早く治療を行うことをおすすめします。
1-2.多汗症
汗をかくのは体温調節を行っているためで、体温が上がると汗が出て、汗の気化熱で体温を下げます。しかし、多汗症とは、体温調節が必要のないときでも汗をかいてしまう、もしくは、体温が上がったときに必要以上の汗を大量にかいてしまうという症状が特徴です。
多汗症は、何もしていないのに特定の部位からたくさんの汗が出てしまうのです。その中でも、足の裏だけが過剰に汗をかいてしまう多汗症を足蹠(そくしょ)多汗症といいます。
多汗症と足が臭くなる関係があるとすれば、多汗症の場合、人よりたくさん汗をかき靴の中は高温多湿となり雑菌にとってより好む環境になりやすくなります。その結果、雑菌が活発に繁殖して足が臭くなるのです。
また、多汗症は、精神的な影響も大きく、偶然、足のニオイが気になったり、汗をかいて足のニオイを意識しすぎた結果、汗をかかないようにと思うほど、かえって汗をかいてしまい足が臭くなりやすい環境となり、気にするほど悪循環となってしまいます。
多汗症が疑われる場合には、まずは皮膚科に相談してください。
そこで、自分は多汗症かどうか確認ができるセルフチェック項目をご紹介します。気になる方はぜひチェックしてみてください。
1-2-1. 多汗症にみられる症状
多汗症にみられる症状をご紹介します。
・両手のひら、両足の裏、両脇の下など、左右対称にどちらも同様に汗をかく
・一週間に1回以上、多汗の症状が出るエピソードがある
(書類を持ったらインクがにじんだ、握手をためらった、など)
・日常生活・社会生活に支障をきたしている
(服の汗じみが気になり好きな服が着られない、制汗剤が手放せない、など)
・最初に症状がでるのが 25 歳以下である
・家族(親兄弟)に多汗症の人がいる
・睡眠中は発汗が止まっている
上記の6項目うち2項目以上あてはまり、異常なほど汗をかく期間が6ヶ月以上であれば多汗症の可能性が高くなります。 このチェック項目は、日本皮膚科学会の局所多汗症の診断基準としてあげられている項目です。
1-2-2. 多汗症かもしれないとわかった方へ
多汗症の治療法にはさまざまな方法がありますが、部位や症状によって変わります。
日本皮膚科学会が発表した原発性局所多汗症診療ガイドラインによると、第一選択として「塩化ナトリウム外用療法(発汗する部分に塗ると、その汗腺の出口を塞いで汗が出ないように抑える作用がある、わきの下・手のひら多汗症改善)」「イオンフォレーシス療法(手術をせずに電流の力で一気に解消す療法、手のひら・足の裏多汗症改善)」がすすめられています。
これらの治療法を取り入れられているのは皮膚科が多いようなので、事前に治療が受けれるかを確認することをおすすめします。
1-3. 糖尿病や内臓疾患
糖尿病や内臓疾患になると、体の免疫力が低下し、体が本来持っている抗菌力が弱まった状態になるので、感染症にかかりやすくなることがあります。そのため、足のニオイの原因となる菌が足に繁殖しやすくなり結果として足が臭くなってしまいます。
ただ、内臓疾患や糖尿病の場合は、足の臭いだけでなく、口臭や体臭も同時に発生することが多いですので、足だけが臭うなら水虫や多汗症を疑うのが先決です。足の臭いが気になるのなら、まずは発汗異常外来のある皮膚科に相談してください。
それでは、自分で糖尿病チェックができるセルフチェック項目をご紹介します。自分にはあてはまる項目があるかどうか確認してみてください。
1-3-1.糖尿病にみられる症状
糖尿病にみられる症状をご紹介します。
・体がだるい、疲れやすい
・のどが渇き、尿の量が多い
・何もしていないのに、体重が減る
・眼がかすむ
・足がしびれる、つりやすい
・傷が治りにくい
糖尿病が初期のうちは自覚症状がないため、糖尿病を発見したきっかけが健康診断や他の病気で病院にかかったとき指摘されたという事が多いようです。ある程度、病状が進行すると上記にあげた項目のような症状が出てくることがあります。
健康診断で糖尿病を疑われたり、気になる症状が一つでもある場合、家族や親戚が糖尿病の方がいる場合などは、一度検査をされることをおすすめします。
糖尿病を放っておくと、さまざまな合併症を引き起こすこともあります。考えられる合併症には、手足のしびれ、けがややけどの痛みに気がつかない神経障害や、目の底にある網膜の血管が悪くなり視力が弱まるなどの網膜症、だんだんとおしっこが作れなくなる腎症があります。
糖尿病は一生かけて治療していくものなので、糖尿病治療の知識や技術、経験が豊富な専門医のもとで治療するのが一番です。基本的に糖尿病の検診をする場合、内科になりますが、糖尿病の専門医がいる内科もありますので、事前に確認をしてから受診するとよいです。
2.病気ではないのに足が臭くなる3つの原因
2-1.靴下や靴のニオイを疑う
靴下や靴が臭い場合は、足が靴や靴下に覆われいる時間が長いため、汗で蒸れ蒸れの状態になり、菌が発生し繁殖することによりニオイが発生します。靴下や靴を清潔に保つことによりニオイの改善ができます。詳しい対策は3章でお話します。
2-2.素足の爪のニオイを疑う
爪のニオイが臭いのは、爪に詰まった垢が臭くなっているのです。爪に詰まった垢は、足のニオイの元となる雑菌の餌となる古い皮脂や角質、汚れのかたまりなのです。爪の垢をそのまま放置しておくと、どんどん雑菌が繁殖してしまい強い強烈なニオイを発してしまいます。
爪のニオイ対策には、入浴時に歯ブラシでブラッシングがおすすめです。ブラッシング方法は、やわらかめの歯ブラシに石けんの泡をのせて、爪の間や爪のまわりをなでるようにブラッシングを行ってください。歯ブラシでケアすることにより細かいところまでブラシが届き、爪と皮膚の間に入り込んだ垢汚れを取れやすくします。
また、爪を短く整えることも大切です。爪が長いまま放置すると爪垢がたまりやすくなるので、爪の両端部分は少し残して整えてください。ただし、切りすぎには注意してください。切りすぎて深爪になると、爪垢はたまりにくくなりますが、歩くときに爪が指の肉に食い込み痛みを伴ったり、巻き爪になることもあるので、十分気をつけてください。
2-3.素足裏のニオイを疑う
足のニオイの原因は、汗と繁殖した細菌が原因とお話しましたが、足裏にかく汗そのものにはニオイはほとんどありません。足が臭い正体は、皮膚の表面に存在する常在菌によって汗や皮脂、古い角質細胞などが分解されるときに出るニオイなのです。常在菌は湿気を好むので、汗をかいて蒸れた足裏では活性化し、角質や垢を分解してニオイを発生するのです。
足裏のニオイ対策には、角質除去と洗浄が効果的です。詳しい角質除去については、「足の臭いを消す方法 靴下・靴・素足の3つの対策で無臭にする」で紹介しているのでぜひ合わせて読んでみてください。
3.足が臭いからすぐに開放できる3つの対策
とにかく今すぐ足が臭いことから開放されたい方は、次に紹介する3つの方法を試してみてください。劇的に足が臭い状況から開放されます。
3-1.一日2~3回、靴下を履き替える
今すぐ足の臭いを消すには、一日2~3回、靴下を履き替えることがもっとも早い方法です。汗や臭い、菌が蓄積された靴下を新しい靴下に履き替えるからです。履き替えることにより、短い時間でも足の湿度を下げて菌の繁殖をさせずニオイが発生しない環境にすることができます。
お時間がある方は、靴下を交換するだけではなく、汗ふきシートなどで足全体を丁寧にふき取り、足をしっかり乾燥させてから靴下をはくと、よりニオイが抑えられ快適な過ごしやすい環境に近づきます。靴下の素材は、なるべく汗の吸収が良い綿や麻などの靴下を選ぶとよいです。
3-2. 反応消臭式の消臭方式を採用している消臭靴下を履く
毎日何度も靴下を交換するのも面倒、ましてや持ち歩くのも面倒という方は、靴下自体に反応消臭式の消臭方式を採用している消臭靴下を履くことにより、一日足のニオイを気にすることなく過ごすことができます。
反応消臭式とは、臭い物質には臭う形があり、人間は数十万種類の臭いを感知できると言われていますが、臭いを臭わないカタチに変化させることにより無臭化する消臭方式のことです。唯一無臭化する消臭方式が反応消臭(イオン消臭・分解消臭)です。
短時間で大容量の臭いを無臭化するため、臭わないと感じられます。通常の一般的な靴下よりも少し割高にはなりますが、足の臭いをつかなくするので大きな期待ができます。とてもおすすめしたい足の臭いを消す対策です。
3-3.消臭加工をした靴下を履く
汗や細菌やニオイ物質が蓄積される靴下を、逆に消臭剤にしてしまう方法があります。これは効果として抜群で確かに足の臭いがしなくなったと実感できる方法です。その方法とはお持ちの靴下に強力な消臭効果を付け加えてしまう方法です。
消臭剤を選ぶポイントは、反応消臭式を採用している消臭スプレーです。時間のない方や、万全な対策を望まれる方におすすめの対策です。
4.足が臭くならないための4つの予防
4-1.一日一回、丁寧に素足を洗う
素足の洗い方は、足を3分以上はお湯につけてしっかり水分を吸収させふやかせた状態にします。ふやかせることにより汚れを浮き上がらせ、洗う時に汚れも落ちやすくなります。
石けんを泡立たせて丁寧にやさしく足全体を洗ってください。特に足の指と指の間などはしっかり洗ってください。足を清潔に保つことが大切です。毎日の習慣となるよう心がけてください。
4-2.木酢液を使ったお湯で素足を殺菌する
木酢(もくさく)液を入れたお湯に素足をつけることにより、清潔な状態を保つことができます。木酢液には殺菌作用があるので雑菌を抑えると同時にニオイを軽減してくれます。
足浴後は、お湯で足全体を流し、タオルで水分をよく拭きとってください。また、4.1でご紹介した素足を洗った後、木酢液を使ったお湯で足浴を行うと、より清潔な状態を保てます。
(用意するもの)
・木酢液(15ml~35ml)
・洗面器かバケツ
・40℃のお湯(4リットル)
(つくり方)
足が浸かるくらいのバケツを用意し、そのバケツに40℃のお湯4リットル程を入れます。そのお湯にコップ15ml~35mlの木酢液をいれれば出来上がりです。浸す時間の目安は20分ほど。時間に余裕がない場合は早めに準備して15分程度付けておくだけでも十分効果が感じられるはずです。頻度的には1週間に1回行う程度でよいです。
木酢液は、人の体に使うことは考えられていないため、条件を満たした製造方法で作られたものを選ぶことをおすすめします。木酢液を足の臭い対策として使用するときは、原料や製造方法を公開しているものを選ぶと安全です。ホームセンターの園芸コーナーで売られています。(参考価格)木酢原液 1000ML/864円(税込)アマゾン調べ。
(品質のよい木酢液の選び方)
・透明感があり色がきれいなもの。不純物が沈殿したり、濁っているものはよくない。
・買わないとわかりませんが、刺激臭や異臭の強いものはよくない。
・ph3前後のものを選ぶ。品質表示欄に記載されているので確認をする。
・極端に価格の安いものは選ばない。
4-3.靴を履く時は靴下を履く
靴を履く時には、必ず靴下やストッキングを着用する必要がります。素足のままで靴を履くと蒸れてしまい、臭いが発生しやすくなります。
吸湿性の高い中敷きの使用もオススメです。スペアを用意しておくと、湿ってきても取り替えられるので安心です。使用後の中敷きはきちんと乾燥させておくことが必要です。
厚手の靴下やブーツを履くことが多い冬は、足の臭いも気になることが多くなります。靴のケアはもちろんですが、帰宅後は足をこまめに洗ったり、拭いたりすることで清潔な状態を保つように心がけてください。
4-4.靴は一週間ローテーションして履く
足の裏には一日あたりコップ1杯の汗をかくといわれているので、一日履き続けた靴には湿気とニオイがたまりやすくなります。そのため、毎日同じ靴を履くとニオイがどんどん蓄積されてしまいます。
臭い靴になる前に、毎日同じ靴を履くことをやめて、2日程度は休ませてください。靴は最低3足あると一週間でのローテーションが可能です。
5.まとめ
足が臭い原因は人によってさまざまです。病気の疑いがある場合は、必ず一度受診してください。一日で早く病院で検査を受けて原因を見つけ、適切な治療を受けることがとても大切です。
病気ではなく足が臭い場合は、自分の足のニオイの原因を明確にすることで、原因にあわせた予防、対策を行うことで、十分に改善することが可能になります。
ここでご紹介した対策や予防は今すぐ取り入れられることばかりです。日常生活に取り入れて、足が臭いことから開放されてください。