足の爪が臭いのは垢が原因!臭くならないためにやるべき2つの対策
足の爪の間に汚れが溜まり臭いを感じることがありますよね。なぜ足の爪の間に汚れが溜まりやすくなるのか?なぜ足の爪は臭くなるのか?きちんと足を洗っているはずなのにと、不思議に思われますよね。
足を洗うとき、足の爪の間の垢、きちんとケアをされていますか?簡単に足だけを洗ったぐらいでは足の爪の垢が取りきれていません。
足全体を丁寧に洗った後、2つの対策を行えば、簡単に足の爪の垢を取り除き清潔な爪に保つことができ、臭わなくすることができます。足の爪の垢が溜まる原因を知り、丁寧なケアを行えば足の爪の臭いから開放されます。
すぐに実践できる方法です。ぜひ日々の習慣に取り入れ、臭いが気にならない清潔な足の爪を維持してください。
Contents
1.足の爪が臭くなる原因
足の爪が臭くなるのは、爪が臭いのではなく、爪に垢が溜まっているからなのです。それではまず、垢が溜まりやすい爪の状態を解説していきます。ご自身の足の爪の状態を確認してみてください。
1-1.足の爪に垢が溜まっていませんか?
足の爪の間に溜まる垢は、新陳代謝により剥がれ落ちた古い角質や、汗腺や皮脂腺から分泌される汗や皮脂、靴下や靴などから入り込んだ繊維クズ、様々な汚れが垢となり、爪の間に溜まっていきます。
足の爪の垢が黒い場合は見た目で気づくことができますが、白い場合は溜まっている事に気づきにくい事もあり、そのまま放置してしまいいつの間にか垢を溜め込んでいることもあります。
さらに、足の爪が長すぎることで垢を溜めやすくなります。足の親指は爪が大きく湾曲していることもあり、足の指先から垢が入り込み爪の両端に垢が溜まりやすくなるのです。
親指の爪の間に垢が溜まった状態を放置していると、臭いの原因になるだけではなく、巻き爪を引き起こす原因にもなります。
巻き爪は、爪が丸まってしまい爪の両側が足の皮膚まで食い込んだ状態の爪のことで、巻き爪の症状が悪化すると、爪が皮膚の中に少しずつ食い込むようになり、歩くだけで痛みを伴い赤く腫れてしまいます。
巻き爪にならないためにも、爪のケアは丁寧に行うよう心がけてください。痛みを伴う巻き爪になった場合は、皮膚科を受診することをおすすめします。
また、素足を露出している場合は、屋外、屋内に関わらず、チリやホコリが自然と入り込みやすくなり、どんなに気をつけていても爪の垢の原因となる汚れが爪の間に溜まってしまいます。
爪の間に溜まった垢があることにより、菌のエサとなり菌が繁殖していき足の臭いを強くすることになりますので、日々のケアが大切になります。
女性の方は、足の爪にマニキュアでおしゃれを楽しんでいる方も多くいらっしゃると思います。足の爪にマニキュアをつけている場合、足の爪の間の垢や汚れが見えにくく溜まりやすくなり、爪に溜まった垢や汚れを放置してしまいがちになります。せっかく足の爪をキレイに飾っていても、足の爪の垢や汚れが原因で臭いが発生しては、せっかくのおしゃれも台無しになります。おしゃれを楽しみながら足の爪のケアも習慣にして、清潔な足の爪を保つよう心がけてください。
1-2.水虫に感染していませんか?
水虫に感染する仕組みは、白癬菌が皮膚に進入して増殖し寄生することにより発症します。足の臭い原因になるのは、人の皮膚にすんでいる菌が、汗を栄養にして菌が繁殖していき、繁殖した際に老廃物として臭いを出しているのです。
白癬菌と皮膚にすむ菌はどちらも高温多湿の環境を好むことから、足が臭いことと、水虫を併発することが多くなるのも事実です。白癬菌が臭うわけではなく、足の裏の高温多湿の環境が菌の繁殖を増徴させて臭いを強くしているのです。
1-1でもお話しましたが、足の爪の間に垢が溜まったまま放置すると、さらに臭いの発生を強くする結果となります。足の臭いだけであれば常に足を清潔に保たれていれば臭いを抑えられることは可能ですが、水虫になってしまったら早期の治療が必要となります。
水虫の中でも、爪や爪のまわりに発症する爪水虫というものがあります。爪水虫は、白癬菌が皮膚から爪の中へ進入して起こります。ほとんどの爪水虫は、爪単体で水虫を起こすことはなく、足にもともと水虫を持っている人に併発することが多いといわれています。ただ、爪水虫の症状として、水虫特有のかゆみがないために自覚しづらい病気です。
自覚できる症状としては、爪のまわりの皮膚が分厚くなりガサガサしていたり、爪がボロボロと崩れ落ちたり、爪の一部が白や黄色っぽく濁っているなどの症状がみられます。症状に思い当たるところがあれば、早めに対処することが大切です。まずは皮膚科を受診することをおすすめします。
2.足の爪が臭くならないためにやるべき2つの対策
足の爪が臭くならないためには2つのポイントを抑えれば、足の爪の垢を取り除き、清潔に保つことができます。ぜひ実践してみてください。
2-1.歯ブラシ1本で足の爪の垢を除去
足の爪の垢を取り除くには、歯ブラシでブラッシングすることがおすすめです。入浴時、足全体と足の指の間も丁寧に洗い、その後、足の爪の間の垢をかき出すようにブラッシングをします。
入浴時に取り入れ毎日こまめに続けることにより、爪の垢の蓄積を防ぐことができ、足の爪を清潔に保つことで、臭いを発生させない環境に整えます。
歯ブラシでは取りづらい、爪の間に溜まった頑固な垢には、端が耳かきのようになっている「足の爪の垢とり」がおすすめです。足爪の両サイドなどに溜まった爪垢も簡単に取ることができます。
ただ爪の奥の汚れを取ろうと、奥まで器具を突っ込み過ぎてしまうと皮膚を傷めてしまうのでやさしく使用してください。
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2-2.爪の形を整える
爪の切り方や形によって垢が溜まりやすかったり、溜まりにくかったりします。爪が長いままにしておくと、爪の垢は溜まりやすくなるので、こまめに爪を切ることが大切になります。
ただ、短いほうがいいのだろうと短く切りすぎて深爪になってしまうと、確かに爪の垢は溜まりにくくはなりますが、歩くときに足の指に肉が食い込み指を痛めることになったり、巻き爪や爪周囲の皮膚にくい込んだ状態の陥入爪(かんにゅうそう)などを起こしてしまう可能性もあります。
爪の形を正しく整えることで、足の指に負担をかけず、爪の垢を溜めにくくすることができます。それでは次に、正しい爪の切り方をご紹介します。
爪を切るタイミングは、入浴後がもっとも適しているタイミングです。入浴後は、足がお湯に浸かったことで爪自体が柔らかくなり、爪を切りやすくもなりますし、深爪やひび割れを防ぐことにもつながります。
足の爪の切り方としては、爪の長さは1~2 mm程度残すようにして、四角形に近い形に切ってください。丸みをつけて足の爪を切ってしまうと、爪が伸びたときに、サイドの部分が巻き爪になり垢を溜めやすくなります。
また、足の爪を切るとき、角を軽く残すように切り、角が尖っている場合は靴下やストッキング履いたときに繊維にひっかかることもあるので、ヤスリで少し丸みをつけてください。
3.まとめ
足の爪の間に溜まる垢は誰にでもあります。丁寧にお手入れを行っているか、行っていないかだけの違いですので、臭いについて深刻になるほど心配する必要はありません。
きちんとお手入れができていれば、臭いを放つ原因にもならないので、日ごろから、足の爪の間を清潔に保つように心掛けて臭わない足で快適な日常をお過ごしください。