もう汗臭い女だと思われない!【女性限定】たった5つの解消法
汗ばむ季節になると、ブラウスの脇汗や背中の汗がしみていたり、キレイにセットしているヘアスタイルが汗で濡れてくると、汗でおしゃれが台無し。がっかりします。
さらに、たくさん汗をかいてくると、どうしてもニオイが出ているのではないかと気なりますよね。せっかく素敵におしゃれをしていても、汗臭い女の人ってちょっと残念な気持ちになります。
量の違いはあるけれど誰でも汗はかくものですが、実は、汗自体は臭くないってご存知でしたか。なぜなら発汗してすぐは臭くないのです。
ですが、汗をそのまま放置して時間が経過するとともに、汚れが汗と混ざり、それを菌がエサとして繁殖していき、ニオイ物質を発生させてしまうのです。これが、汗臭いといわれる正体なのです。
ここでは、女性特有の汗臭くなる原因と、女性限定5つの解消法をご紹介していきます。洋服や鞄、メイクだけを気にするのではなく、ニオイ対策もおしゃれのひとつです。
ここで紹介した対策を実践し汗臭さを解決していただき、見た目だけではない汗のニオイが気にならないおしゃれで素敵な女性を目指してください。
Contents
1. 女性が汗臭くなる原因
1-1.若年層の女性が汗臭くなる原因
若年層世代に多い汗の特徴は、塩分をほとんど含まず、タンパク質、脂質、糖質、鉄分などを含んだやや粘り気のある汗が出ます。そのため、皮膚にある菌が繁殖しやすくなり、強いニオイを発生させてしまいます。これが若年層世代に多い汗臭くなる原因なのです。この強いニオイは、若年層世代特有の汗臭さで20代をピークに年齢を重ねるごとに軽減していきます。
1-2.更年期の女性が汗臭くなる原因
1-1.でも触れましたが、若年層では活発な新陳代謝が落ち着く年令に達すると、汗の臭いも収まっていくのが一般的です。ですが、更年期をむかえる年代になるとホルモンのバランスが崩れ、汗のニオイが変化することがあります。
これは、自律神経がホルモンバランスの影響を受けて、血管の拡張や収縮のコントロールがうまくいかなくなるために起こります。
例えば、特に原因はないのに突然、上半身や顔がカーッと熱くなったり汗がふき出してきたりする「ホットフラッシュ」が起こったり、暑くもないのに滝のような汗が止まらなくなったりする症状がみられます。
このような、一気に発汗される汗には、多くのミネラル成分やニオイ成分が含まれているので汗のニオイを強くさせてしまうのです。
1-3.他にも女性が気になるニオイの原因
女性特有のニオイとしてあげられるのが、月経臭やデリケートゾーンのニオイです。
デリケートゾーンは多少なりともニオイはあるものですが、ストッキングやガードルなど締め付けの強いものを履くことで蒸れて、ニオイを強くすることがあります。これらは菌の増殖が主な原因となりニオイ物質を発生させているのです。
また、月経時のニオイも蒸れからくることが多いのです。ナプキンをあてたまましているため、菌が繁殖しやすくなりニオイの発生を招いているのです。
2. 女性にありがちな汗臭さとさよならする5つの解消法
女性が気になる汗の臭いにさよならする5つの解消法をご紹介します。すぐに実践できる方法です。ぜひ日々の生活に取り入れて汗臭さを解消してください。
2-1.朝1分間シャワーの習慣
一日の汗や汚れを落とすため、帰宅後、入浴することは大切ですが、寝ている間でも汗はかいています。朝、起きたとき、肌が汗ばんでいたり、枕が汗で湿っていたりすることもあると思います。
人は寝ている間にコップ1杯の汗をかくといわれています。寝汗をそのまま放置することで、この汗をエサとして菌の繁殖が促されてしまいニオイを発生させる原因になります。
汗臭くなることを抑えるためにも、朝起きたら1分間だけでもよいのでシャワーで汗を流してから衣服に着替えるよう心がけてください。
2-2.汗ふきシートでこまめに拭き取る
汗をかいたら湿ったタオルで拭き取ることで、汗のニオイを抑えることができます。便利に活用できるのは、コンビにでも購入できる汗拭きシートがおすすめです。ゴシゴシと強くふき取ると汗腺を傷めてしまいますので、軽くやさしく拭く取るようにしましょう。
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2-3.汗腺を活発にする半身浴が冷え予防にはおすすめ
冷房にずっとあたり身体が冷えると汗腺の動きが鈍くなり、暑くても汗をかきにくい体質になってしまいます。
冷え性の人は、暑くなってもあまり汗をかきませんが、ある程度の暑さになると、突然、たくさんの汗をかき出します。この時かいた汗は、体に必要なミネラルも汗とともに出てしまうため、ベトベトした汗をかいてしまいます。この汗が、ニオイを発生させる要因にもなります。
汗腺機能を高めて、サラサラとした汗をかけるようにすることが大切です。汗腺機能高める対策としては、入浴法を少し工夫するだけです。
まずは、43~44℃の熱めのお湯を少なめに張った浴槽に椅子を置き、両手の肘から先と膝から下だけをつける手足高温浴を10~15分。
その後、ぬるめのお湯を足して10~15分半身浴を行ってください。
入浴後、扇風機やエアコンで体を冷やさず、タオルなどでじゅうぶんに水分を拭き取り、自然に汗が蒸発してしまうまで乾かしましょう。汗が出やすくなり、汗腺機能を高めることができます。
2-4.デリケートゾーンはゴシゴシ洗い過ぎない
デリケートゾーンは、下着やストッキングなどで蒸れて、菌が繁殖しやすい環境にあるため、ニオイを伴うことがあります。ただ、デリケートゾーンは、月経時以外の時でも、多少ニオイがあるのはあたりまえです。
清潔な下着を着用することは前提ですが、ニオイが気になるからといってデリケートゾーンをゴシゴシ洗うことはかえって逆効果となります。
それは、洗いすぎることで、悪い菌の侵入を防いで膣を守ってくれている良い菌までを除去し、悪い菌が侵入しやすくなる可能性があるからです。膣には自浄作用あるため、お湯でさっと流す程度で十分に清潔な状態になります。
2-5.体をソフトに洗うためによく泡を立てて洗う
体を洗う時、ゴシゴシと強くこすったり、洗浄力の強いボディソープなどを使ったりすると、体に必要な皮脂が奪われ肌が乾燥していきます。
この状態では、肌から水分が蒸発しやすくなり、その水分とともに体の老廃物などのニオイが放出されニオイを強くさせる原因にもなります。
また、ゴシゴシと強く洗いすぎることで、皮脂の分泌が盛んになり、皮脂が酸化することでもニオイが発生します。
体の洗い方は、袋状になったネットなどを利用して石けんをよく泡立てて、この泡を手にのせ、やさしく肌を包むように洗うことがおすすめです。
そして、汗をかきやすい胸元や背中の肩甲骨の周り、首回りなどを重点的に洗うとよいでしょう。
体の洗い方について「高額なボディソープは必要ない!体臭対策に有効な肌を清潔に保つ2つのポイント」で詳しく紹介しています。ぜひ洗い方の参考にしてください。
4. 実は忘れてはいけない衣類臭
洗濯をしたのに衣類が臭かったりするのは、ニオイの元になる皮脂や垢、汗、汚れなどが衣類に残っていることが考えられます。
洗ったつもりでも、繊維の染み込んだ皮脂や垢、汗、汚れなどが残っていると、時間が経過すればするほど菌が繁殖し、洗った衣類でも臭くなってしまうのです。
この洗濯後や、乾いた衣類に残るニオイは、たんぱく質などの成分が変化したものなのですが、汗のニオイや汗染みを取り除くには、洗濯方法を一工夫するだけで取り除くことができます。
それは、洗濯の際に「酸素系漂白剤を使う」「弱アルカリ性の洗剤を使う」「重曹を使いつけ置き洗いを行う」この3つのうち、ニオイの度合いに合わせて実行することで、ニオイを除去することができます。
なぜなら、たんぱく質などの臭い成分は酸性なので、弱アルカリ性の洗剤を使うことでニオイ成分が除去されるのです。
具体的な洗濯方法については「洗濯したのに汗臭い?汗臭い衣類の臭いを撃退する為に知っておくべきこと」をご覧いただけると詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
5. まとめ
量の違いや度合いは違えども、人は誰もが汗をかくもです。そして、体温を保つために大切な役割を果たしている汗は、体温調整するためにとても必要なものなのです。
汗をかいても過剰に気にすることなく、ここで紹介した対策を実践していただき、ニオイの悩みを解消して、見た目だけではない汗のニオイが気にならないおしゃれを楽しんで下さい。