クリームだけでは強烈な足の臭いを解決することはできないその理由と万全な対策
足の臭い対策として、効果的とされているクリームがたくさん販売されています。価格も高価なものが多く、足の臭いにお悩みの方にとっては、一度はクリームを試したことがあるのではないでしょうか。
でも、実際のところ、本当に効果があるのか、ないのか、よくわからない方や、クリームを塗っても時間が経つと足の臭いが気になり満足できていない方も少なくないと思います。実は、足の臭い対策には、クリームは有効ではありません。
では、なぜ有効ではないのか。ここでは、クリームを使用することによる足の臭い対策として有効ではない理由と、本当に対策をするべきアプローチ方法は何なのかについて、詳しくお話していきます。足の臭い対策に万全な対策を知っていただき、足の臭いに悩まされない日々を手に入れてください。
Contents
1.足の臭い用クリームが有効ではない理由
足の臭い対策用のクリームは、臭いの原料である汗を抑える成分、菌の繁殖を抑える成分が配合されていることで、汗を抑えて菌の繁殖を抑える作用があるとされています。これは一時的な対策となり、長時間、強烈な足の臭いを抑えることはできないのです。
なぜなら、汗は出るものであって、強制的に汗を止め続けることは難しいからなのです。クリームを塗っても、汗が出続けるため、塗ったクリームは流れてしまうので、持続的な対策にはなりません。
先ほどもお話したように、汗を強制的に止め続けることはできないので、クリームを塗ったからといって長時間、汗や菌の繁殖を抑えることはできません。とくに強烈な足の臭いに関しては、万全な対策とはなりません。そこで、臭わないように対策するためには、素足、靴下、靴、それぞれの対策を行うことがとても重要となります。
では、なぜ、素足、靴下、靴、それぞれの対策が必要となるのでしょうか。次の章で、足の臭いが発生する仕組みと強烈な足の臭いを長時間抑えることができる対策について詳しくお話していきます。まずは、足の臭いが発生する仕組みについてお話していきます。
2.足の臭いが発生する仕組み
1章でもお話しましたが、足はとても汗をかきやすく、足の裏には汗腺が集中しており、体の中でもたくさん汗をかきやすい場所とされています。足には、1日でコップ一杯くらいの汗をかくともいわれています。
この足にかいた汗を放置することで、菌が汗をエサとして繁殖していき、繁殖した際の老廃物として臭い物質を発生させてしまうのです。足は、常に靴下や靴に覆われて密閉状態にあるため、足は蒸れやすくなります。この蒸れによりさらに菌の繁殖を促進してしまいます。
さらに、足の裏の角質は代謝や摩擦によってはがれ落ちて垢となります。この垢となった角質もまた菌のエサとなるので、ますます臭いが発生しやすくなることになります。これが足の臭いを発生させる仕組みとなります。
クリームを塗ることにより、足の裏が保湿され、乾燥による角質のカサカサを防いでくれます。足の裏のカサカサを防ぐことにより、菌のエサとなる角質が剥がれ落ちることを防ぎ、菌に与えるエサを少なくなり繁殖を抑えることができるからです。お風呂上りに使用することで、乾燥した足裏の角質も保湿されてつるつるになります。
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3.足が臭いと他人に気づかれる理由
2章でもお話したとおり、足は、常に靴下や靴で覆われていることにより、足は蒸れてしまい、汗や汚れによって菌が繁殖し臭い物質を放出してします。菌が繁殖する場所が靴下となり、臭い物質が蓄積されるのも靴下なのです。よって、最も臭くなるのは靴下だといえるのです。
靴下に蓄積された臭い物質が一定量を超えると飽和状態となり臭い物質は浮遊しはじめ、他人の鼻まで臭いが飛んで行き臭いと感じられることで、他人に足の臭いが気づかれてしまうのです。他人に臭いが気づかれないためには、靴下への対策がとても重要となります。
4.足の臭いを防ぐための効果的な対策
足を臭わなくさせるには、素足、靴下、靴、それぞれの臭い対策が必要となることがお分かりいただけたのではないでしょうか。それぞれにあった対策を行なうことで足の臭いを抑えることができます。それでは、最も臭いを蓄積し放出している靴下の対策からお話していきます。
4-1.靴下への臭い対策
4-1-1.靴下を履き替えること
1時間に1回靴下を履き替えることで、足の臭いを激減することができますが、1日に3回ほど靴下を履き替えることでも効果を感じられます。当たり前のことに思われますが、今すぐ足の臭いを解決できる方法なのです。汗や臭いが蓄積された靴下を蓄積されていない新しい靴下に履き替えることにより、今すぐ臭わなくさせることができるからなのです。
急なお家への訪問や、座敷での宴会や会合などの前に、靴下を履き替えることにより、足の臭いが気にならなくなります。1日3回履き替えることが難しいならば、緊急対策用として、新しい靴下を１足、持ち合わせていると安心できるでしょう。
それでも、靴下を履き替えることが面倒な方にはおすすめの対策があります。次の章で詳しくご紹介していきます。
4-1-2.消臭靴下を履くこと
履き替えることが面倒であるならば、さらに、とっても簡単な対策として消臭機能を持った靴下を選ぶことで、長時間、足を臭わなくさせることができます。消臭靴下を選ぶポイントは、反応消臭式の消臭方式を採用している消臭靴下です。
反応消臭式とは、臭い物質には臭う形があり、臭いを臭わないカタチに変化させることにより無臭化する消臭方式のことです。唯一無臭化できる消臭方式が反応消臭（イオン消臭・分解消臭）となります。
その中でも消臭力に優れた靴下は、短時間で大容量の臭いを無臭化できて、臭わないと感じられる靴下です。通常の一般的な靴下よりも少し割高にはなりますが、足の臭いをつかなくするので大きな期待ができます。とてもおすすめしたい足の臭いを消す対策です。
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4-1-3.普通の靴下に消臭機能を持たせること
汗や菌や臭い物質が蓄積される靴下を、逆に消臭剤にしてしまう方法があります。これは効果として抜群で確かに足の臭いがしなくなったと実感できる方法です。その方法とはお持ちの靴下に強力な消臭効果を付け加えてしまう方法です。消臭剤を選ぶポイントは、反応消臭式を採用している消臭スプレーです。すぐに臭いを消したい方や、万全な対策を望まれる方におすすめの対策です。
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4-2.素足への臭い対策
4-2-1.素足を丁寧に洗い、定期的な角質除去を行う
素足の臭いを解消するには、足の裏にかいた汗とそこに繁殖した菌を取り除くことが必要になります。汚れたままの足を放置すると、時間が経過するほどに菌が繁殖し、より足の臭いが強くなります。足が臭くならないためにも、菌のエサとなる角質ケアと、足を丁寧に洗うことが素足への最適な対策になります。
[素足を丁寧に洗う方法]
素足の洗い方は、足を3分以上はお湯につけてしっかり水分を吸収させふやかせた状態にします。ふやかせることにより汚れを浮き上がらせ、洗う時に汚れも落ちやすくなります。石けんを泡立たせて丁寧にやさしく足全体を洗います。とくに、足の指と指の間などはしっかり洗ってください。1日一回、足を丁寧に洗うことで、足を清潔に保つことができます。
[足の裏の角質を除去する方法]
足の角質をケアするには、足を洗ったあと、かかとや指の付け根などを軽石などでこすると足がつるつるになり、菌の住処を軽減することができます。足を洗ったあとは水分をよく拭き取ってから軽石でこすることで、必要以上に角質を取りすぎないので足の皮膚を痛めないやさしいお手入れ方法になります。
※「足の裏が臭くならないためには丁寧な角質除去で一気に解決」を参照
4-2-2.木酢液で足浴を行う
木酢（もくさく）液を入れたお湯に素足をつけることにより、角質の中に入り込んだ菌を除去することができ、足を清潔な状態を保つことができます。木酢液には殺菌作用があるので雑菌を抑えると同時に臭いを軽減してくれます。足浴後は、お湯で足全体を流し、タオルで水分をよく拭きとってください。また、4-2-1.でご紹介した素足を洗った後、木酢液を使ったお湯で足浴を行うと、より清潔な状態を保つことができます。
“足浴用の木酢液の作り方”
【用意するもの】
・木酢液（15ml～35ml）
・洗面器かバケツ
・40℃のお湯（4リットル）
【作り方】
足が浸かるくらいのバケツを用意し、そのバケツに40℃のお湯４リットル程を入れます。そのお湯にコップ15ml～35mlの木酢液をいれて出来上がり。浸す時間の目安は20分ほど。時間に余裕がない場合は15分程度の足浴を行うだけでも十分効果が感じられるはずです。頻度的には1週間に1回行う程度がよいでしょう。
木酢液は、人の体に使うことは考えられていないため、条件を満たした製造方法で作られたものを選ぶことをおすすめします。木酢液を足の臭い対策として使用するときは、原料や製造方法を公開しているものを選ぶと安全です。ホームセンターの園芸コーナーで売られています。
（参考価格）木酢原液 1000ML／864円（税込）アマゾン調べ。
（品質のよい木酢液の選び方）
・透明感があり色がきれいなもの。不純物が沈殿したり、濁っているものはよくない。
・買わないとわかりませんが、刺激臭や異臭の強いものはよくない。
・ph３前後のものを選ぶ。品質表示欄に記載されているので確認をする。
・極端に価格の安いものは選ばない。
4-2-1.ミョウバン水で臭いを抑制する
足用クリームと同様に、ミョウバンを足に使用することにより1日足の臭いを抑制することは難しいですが、高価な足用クリームより、ミョウバンは安価で安全に使用することができる臭い対策となるので試す価値はあります。
ミョウバンは、水に溶けると酸性になり、酸性になることで菌の繁殖しにくくなります。素足が清潔な状態でミョウバン水を素足にスプレーすることにより、菌を抑制してくれるので清潔に保つことができることができます。
ミョウバン水の作り方はとても簡単です。ペットボトル容器にミョウバンと水道水を入れて、よく振って、しっかり溶かして、透明の液体になったら完成です。白く濁った状態でなかなか溶けない場合は、数日間ほど放置することで透明の液体になります。放置している間も適度によく振ってください。冷蔵庫に保管することで、1か月くらいは使用可能です。
“ミョウバン水の作り方”
【用意するもの】
・ミョウバン30g（スーパーで90円税抜）
・水道水900ml
・ペットボトル容器（1リットル以上入る容器）1本
・スプレー容器（100円ショップ購入可能）
4-3.靴への臭い対策
4-3-1.靴の蒸れを防ぐため中敷を敷く
靴に中敷を敷くことにとり、足の汗を吸収して蒸れを防ぐことができるので、臭いを軽減することが可能となります。速乾性に優れているものや、抗菌加工や緑茶成分が含まれるものを使用すると効果的です。また、１日使用した中敷は十分に乾燥させることで臭いの蓄積を抑えることができます。中敷のスペアを用意して1日ごとに交換してローテーションするとよいでしょう。
4-3-2.靴は毎日履き替える
1日履いた靴には汗や臭いが溜まり蒸れています。湿気を含んだまま同じ靴を履き続けることは、臭いを溜めこんでしまうことになります。臭いを溜め込まないためにも、1日履いた靴は、風通しのよいところで陰干しをして２日しっかりと乾燥させて靴を休ませてください。また、乾燥時には除菌スプレーを利用することで、菌の繁殖を抑えることができるので除菌スプレーを利用されることをおすすめします。
そこで、数ある除菌スプレーの中でも、以上のポイントを満たしている除菌スプレーをご紹介します。ズバ抜けた抗菌力を誇り、ブーツの蒸れ臭の正体「イソ吉草酸」を99.9％（※）、また酢酸も99.0％除去（※）できる、靴やブーツ専用の除菌スプレートレンティアがおすすめです。（※日本紡績検査協会調べ）
トレンティアの優れた特徴は、ジェットスプレーにより、ブーツや靴の奥やつま先部分までしっかりスプレーすることができます。さらに、忌（き）ひ反応（※）により、すぐに繁殖し始める菌に対して、長時間、菌の繁殖を抑えることができます。忌（き）ひ反応とは、菌は自分が危険だと感じると仲間の菌に危険信号を出すこと。
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5. まとめ
足の臭いを抑える対策には、靴下、素足、靴に対しての対策が重要となります。素足が清潔に保たれていても、靴下が汚れていたり、同じ靴を毎日履き続けていたりしていては、足の臭いを抑えることはできません。ここでご紹介した対策を元に、足元のケアを見直してみてはいかがでしょうか。これまで足の臭いで悩んでいた気持ちが軽くなります。足の臭いを気にしない毎日を手に入れてください。
