気になる体臭の悩みを解消!今すぐ始めてほしい「体臭予防」実践6選
体臭は、自分でなかなか気付かないのに、他人にはとても気になる要因になります。「自分では気づかないまま周囲の人たちに不快な思いをさせていたら…」と思うと本当に不安になりますよね。
そこで、この体臭を予防するために様々な対策をされている方も多いと思いますが、実は日常生活の中で行える簡単な予防方法を、正しく実践することで体臭の発生を劇的に軽減できる場合があるのです。
この記事では、体臭を予防するために試して欲しい6つの実践をご紹介します。どれもお手軽に始めることができる方法ばかりですので是非お試しいただき、体臭の悩みを解消してください!
Contents
1.肌を清潔に保つ洗浄と汗の拭き取りをこまめに行い「体臭予防」
体臭を予防する為には、肌を清潔に保つことが何よりも大切になってきます。体臭の大きな原因の1つに、汗を栄養にして雑菌が繁殖する際に発生するニオイがあります。ですので、汗をかいたら雑菌が繁殖する前に、汗を洗い流したり、こまめに汗を拭き取って、肌を清潔に保つことが体臭予防に繋がるのです。
人間であれば誰でも汗はかきますので、大切なのは汗をかかないことではなく、汗をかいた後のお手入れになるのです。そこでこの章では、肌を清潔に保つ具体的な実践方法をご紹介します。
1-1.効果的な洗浄方法4ステップ
1-1-1.体全体を洗い流し汚れを浮かせる
1-1-2.泡立てネットなどで細かく泡立てる
きめ細かな泡を作ることで、皮膚表面の凹凸の部分まで入り込み汚れを落としてくれるからです。
1-1-3.強くこすらずに素手で優しく洗う
素手で優しく洗うことで皮膚を痛めることもありません。反対に最もやってはいけない洗い方は、硬いボディブラシやナイロンのタオルでゴシゴシと洗うことです。強く擦らなくても、細かな泡で汚れを包み込むように洗うだけで十分に落ちるのです。また皮脂や汗が多く発生する部分は丁寧かつ入念に優しく洗いましょう。
1-1-4.しっかりと洗い流す
すすぎ残しの無いように、全身しっかりと洗い流しましょう
1-2.地肌の汗は濡れたタオルでこまめに拭き取る
小まめに汗を拭きとることが、体臭を予防する上で、基本中の基本になります。汗は時間が経過し雑菌が繁殖すると、より不快な臭いを発生させます。また、水分が蒸発しミネラル分の濃度が高くなった汗はベタベタになり、濃くなった汗は臭いも強くなってしまいます。ですので、汗が菌のエサになる前にこまめに拭きとるのがベストの方法です。
そこでおススメなのは、濡れたタオルを使って汗を拭き取る方法です。ベタついた汗は乾いたタオルよりも、濡れたタオルやウエットペーパーのほうがより効果的に拭き取れるのでとても有効は方法になります。また市販のデオドラントシートも手軽で便利です。殺菌成分が含まれているデオドラントシートなら地肌を清潔に保つことも出来ますのでぜひ試してみてください。
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ギャツビー 容量:30枚入 アマゾン参考価格 360円(税抜)
2.安全・簡単に作れるミョウバンスプレーを活用して「体臭予防」
ミョウバンとは、カリウムやアルミニウム等の金属イオンと硫酸塩が結合し結晶化した食品添加物で、スーパーや薬局でも安価で売られています。ミョウバンには、殺菌・制汗・消臭効果があるといわれ、ヨーロッパでは古くから、このミョウバンをデオドラント剤として使用していました。またミョウバンは市販のデオドラント剤に比べ刺激性も少なく安全なデオドラント剤になります。
そこでこの章では、このミョウバンを活用して作ったミョウバン水を、直接肌にスプレーすることで皮膚表面での雑菌の繁殖を抑制し、体臭を予防する方法をご紹介いたします。
ただしミョウバンスプレーをしておけば体臭がまったく発生しないというものではなく、雑菌の繁殖を抑え少しでも臭いの発生を抑制するのが目的です。長時間臭いを抑えることは難しいので、短時間だけ安全に臭いを抑えたいという方におすすめの予防方法です。コストも30gで90円と安価ですので費用対効果のとても高い方法としてもおススメです。
【ミョウバン水の作り方】
作り方はとても簡単です。ペットボトル容器にミョウバンと水道水を入れて、よく振って、しっかり溶かして、透明の液体になったら完成です。なかなか溶けない場合は、数日放置することで透明の液体になります。冷蔵庫に保管することで、1か月くらいは使用できます。
作ったミョウバン水の使い方は入浴後やお出かけ前に直接肌にスプレーするだけです。特に汗の臭いが気になる部分にスプレーすることがポイントです。ただし何事もそうですが、いくら安全とはいっても大量に噴きつけたり、顔にスプレーしたりなどはしないようにしましょう。
3.食生活のバランスを見直し和食中心の食事で「体臭予防」
食生活のバランスを見直すことが、体臭予防する上でとても有効になります。体臭の大きな原因のひとつに皮脂腺からでる皮脂が酸化したために発生するニオイがあります。この皮脂腺は動物性たんぱく質や脂肪を多く含む肉類や乳製品などを多く摂取すると皮脂が過剰に分泌されるのため、酸化され不快な体臭へと繋がるのです。
それではどんな食べ物がオススメかというと抗酸化作用のある食べ物です。酸化は腐るという意味ですので抗酸化は腐るのを防ぐということになります。具体的な栄養素はビタミンCをはじめとするビタミン類です。簡単にいえば野菜中心の食生活になります。ここでは代表的な食材をご紹介します。
【体臭予防におススメの食材】
食生活に野菜や海藻などをバランス良く取り入れる食生活は、健康な体に直結するだけでなく、皮脂の分泌を少しでも抑えることに繋がるため、積極的に実践していただきたい体臭予防になります。
【体臭予防は和食中心の食事がおススメ!】
体臭予防におススメの料理は、和食中心の食事です。和食中心の料理には食物繊維を多く含む、緑黄色野菜などの食材がたくさん使われます。また、野菜は生食よりも火を通した方が、少ない量で効率的に食物繊維を摂取することができるので、ひじきや切り干し大根の煮物、きんぴらごぼうなどの和食は、とても効果的に食物繊維が摂取できるのです。
本来、日本人は和食中心の生活をしていたので、体臭の少ない体質でした。野菜などを多く取り入れた和食中心の食生活であれば、余分な脂肪の摂り過ぎも少なく、食物繊維をバランス良く取り入れることができるのです。
やはり日本人には、古くからあった和食中心の食べ物がいいようですね。体臭がきつくなったなと感じたら、食生活を和食中心に見直してください。体の中から体臭予防をしていきましょう。
4.室内でも簡単にできる有酸素運動で「体臭予防」
運動する習慣をもつことも体臭を予防するのに効果的です。それは、運動して大量の汗をかくことにより、体内に蓄積してしまっている老廃物や、におい成分などを汗といっしょに排出できるからです。
たっぷり汗をかくためには、有酸素運動が最もオススメです。有酸素運動とは、カラダを動かす為に多くの酸素を必要とする運動。具体的には、ジョギングやウォーキング・水泳・サイクリングなど時間をゆっくりかけて行う運動のことです。
運動の時間としては、連続して20分を目安に行うとよいでしょう。ちなみに有酸素運動の効果を得られる最低ラインの時間は連続で10分程度といわれていますので、忙しくて時間のない人は、1日10分から始めてみてください。毎日少なくてもいいので、一定時間を地道に行うことが大切になります。そこでこの章では、日常生活に無理なく有酸素運動を取り組む方法として、室内でも簡単にできる方法をご紹介させていただきますので、是非行ってみてください。
4-1.フラフープ運動
1.フラフープを用意します。
2.姿勢を正し背筋を伸ばし、肩幅程度に足を開きます。
3.腰をぐるぐる回すのではなく、どちらかというと前後に動かすイメージ。
4.出来るだけ身体はリラックスさせながら回します。
5.最初は失敗しながらでもいいので20分を目安に行いましょう。
フラフープを回すと有酸素運動の効果だけではなくお腹や腰回りの筋肉を使う為、お腹の引き締めにも効果が期待できます。最近では100円ショップでも売られているくらいお買い求めやすくなっていますので、手軽に始めやすいです。意外にもフラフープの消費カロリーは、30分で300キロカロリーと言われています。早歩きでの消費カロリーと比べてもフラフープが上回ります。空いた時間にいつでも簡単にできますので是非おこなってみてください。
【 フラフープ IBFG-3707 】
LEZAX(レザックス) アマゾン参考価格 1,127円(税抜)
4-2.踏み台昇降運動
1.筋力や身長に応じて5㎝~30㎝高さの踏み台を用紙します。(推奨は10㎝~15㎝)
2.用意した踏み台を「昇って降りる」を繰り返すだけです。
3.運動時間は20分程度を目安に行ってください。
踏み台昇降運動は室内の狭い空間でもできますし、テレビを見ながらの運動も可能です。ホームセンターなどで専用の台も売られているようですが、もし踏み台が用意できなくても、自宅にある段差でも十分に行えます。室内でできる立派な有酸素運動のひとつであり、非常に簡単で効果が期待できる方法です。長続きすることが肝心ですので、無理をしない程度に最初は10分ぐらいからスタートするのも良いでしょう。
【 踏み台昇降運動 高さ2段階調整 10cm/15cm 】
RIORES(リオレス) アマゾン参考価格 1,980円(税抜)
5.適切な洗濯方法と干し方の工夫で「体臭予防」
衣服を洗濯した後でも、まだ臭いが残っている事ってありますせんか?洗濯しても体臭が落ちない原因は、臭いの元になる皮脂や垢、汗・汚れが衣類に残ってしまっているからです。洗濯洗剤を入れて洗ったつもりでも、繊維の奥に絡み付いた皮脂や垢、汗・汚れが残っていれば、時間の経過とともに雑菌が繁殖し臭うことになるのです。
そこでこの章では、いつもの洗濯にひと工夫を加え、衣類についた臭いを消す効果的な洗濯方法と洗濯後の干し方のポイントをご紹介させていただきます。
5-1.衣服に残った体臭を消す効果的な洗濯方法
ここで紹介する洗濯方法は、通常の洗濯用洗剤と一緒に酸素系漂白剤を使った方法です。衣類に付いた体臭を落とすため、洗濯の前に漂白剤を使ってつけ置きすることがポイントです。漂白剤は洗濯用の「酸素系漂白剤」を使用します。
【 準備するもの 】
・通常の洗濯用洗剤
・酸素系漂白剤
・40℃~50℃のお湯
・洗面器
①40~50℃のお湯に洗濯用の「酸素系漂白剤」を写真のように
泡が立つまでよくかき混ぜてしっかりと溶かして下さい。
②よく揉み洗いをしてそのまま一晩浸けこみます。
③翌朝に液ごと洗濯機で洗う
一晩つけ置きが終わった衣類を液ごと洗濯機に入れ、通常通りに洗濯洗剤を入れて洗濯します。この時、水ではなくお湯を使うとより洗浄効果がありますのでぜひ試してみて下さい。通常の洗濯よりはるかに体臭を軽減することができます。
5-2.洗濯後の干し方のポイント
洗濯が終わった後に洗濯物を放置して、濡れたままの状態にしていると、衣類の蒸れたニオイだけでなく、洗濯で落ちきれなかった皮脂や垢などをエサにして雑菌がどんどん繁殖していくので、出来る限り素早く干すことが大事なポイントになります。ここでは干し方を工夫して、洗濯後の衣類を素早く乾かせる方法をご紹介します。
【素早く乾かす!アーチ干しの方法】
「アーチ干し」とは、洗濯物をアーチ形にして干すことで、中央部分に風がよく通り、両端の衣類にも風が当たりやすくなので、乾きやすくなる方法です。洗濯物同士の間隔をあけて干すのはもちろんのこと、物干し用の角ハンガーで出来る「アーチ干し」を使って素早く乾燥させましょう。
① 物干し竿の両端には、丈の長い衣類を干す
② ハンガーの中央に行くにつれて丈の短い衣類を干す
6.衣類に蓄積された衣類臭対策で「体臭予防」
体臭予防をする上で、衣類の対策はとても需要になります。その理由は、自分の体臭が他人に伝わる時、何が臭っているかというと、それは衣類が臭くなっているからなのです。
汗は衣類に吸いとられます。そして衣類に付着した汗をエサにして雑菌が繁殖し、発生した臭い物質が衣類に蓄積されていくのです。この衣類の臭い物質が一定量を超えるとニオイは衣類から拡散され他人の鼻まで浮遊するために、クサいと感じられるのです。
ではどうしたらこの衣類から拡散される臭いを防ぐことが出来るのでしょうか?最も効果的な方法は着替えることです。 ニオイが蓄積された衣類は新しい衣類に着替えることで一定時間、ニオイが激減します。
一定時間とは再び汗を吸い取り、雑菌が繁殖しニオイが蓄積されるまでの時間です。体質やその場の環境などにより一概には言えませんが、上半身の衣類を着替えた後は少なくとも30分から1時間程度は他人に不快なニオイが届くことはないでしょう。つまり一時間おきに着替えればほとんど体臭は予防できます。
しかし現実的には一時間おきに着替えるのは、なかなか難しいですよね。そんな時でも衣類臭を抑える効果的な対策があります。それは衣類自体に消臭機能をつけておく方法です。具体的な実践方法については「体臭対策ならヌーラ!今すぐ実践すべき衣類を消臭剤にし体臭を防ぐ方法」で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
7.まとめ
この記事でご紹介させていただいた6つの予防方法は、日頃の生活の中でも簡単に実践できる方法を、具体的に紹介しております。ちょっとした方法で体臭が予防できるのですから試してみて欲しいものばかりです。最初は少しづつでも大丈夫ですので、ぜひ一通り実践して体臭の悩みを解決しましょう!