何をしても口臭が消えない方必見!今すぐ試して欲しい7つのこと
口臭が気になるから、いろいろな方法を試しているけど、なぜか口臭が消えない。そんなお悩みありませんか?
口臭は、生理的なものから、歯周病や虫歯によるもの、内臓の疾患によるものまで、考えられる原因はいくつかあります。そのため、自分の口臭の原因を一生懸命調べて、必死に対策されている方が多いです。
しかし、実は、ちょっとした対策で解消される場合も多くあるのです。
もしかすると、あなたは間違った対策をしてしまっているかもしれません。もっともっと簡単に解決できるかもしれないのです。
今回は、対策してもなぜか口臭が消えない方に、試して欲しいことを7つご紹介します。時間を掛けずに簡単にできる方法ばかりです。試していただければ長年の悩みがすぐに解決できるかもしれません。
ぜひ、一通り試してみてください!
Contents
1.ヘッドが小さめの歯ブラシを使う
口臭の対策といった場合、まず歯磨きを想像する方が多いかと思います。ですが、毎日歯磨きしているのになぜか口臭が気になる、治らないといった場合、現在お使いの歯ブラシよりも「ヘッドが小さめのもの」を使ってみることをおすすめします。
ヘッドの大きな歯ブラシは歯の表面(広い部分)を磨くのには適していますが、奥歯や歯の裏側に届きにくいため、その部分の歯垢や汚れが落とせずに磨き残しになります。
これを放っておくとやがて虫歯や歯周病となってしまい、歯磨きしているのに口臭が治らない原因となっている可能性があるのです。これを解消するためには、奥歯や歯の裏側にも届きやすいヘッドの小さめの歯ブラシを選んで使うことです。
ヘッドが小さめの歯ブラシを選ぶポイントは、ヘッドの体積全体が小さいものを選ぶことです。ヘッドの厚さ(高さ)が薄く、なおかつ幅(毛の列)も細めのものを選ぶことです。
性別・個人差もありますので一概にこれといった基準やサイズは決められませんが、薬局やスーパーなどで手軽に入手しやすい大手メーカーが販売しているコンパクトなヘッドの歯ブラシを2つご紹介するので、歯ブラシ選びの参考にしてください。
ガム・デンタルブラシ 191 [3列 超コンパクト ふつう]
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【特徴・効果】
- 先細毛(毛先テーパード加工)&ザラザラ処理※の毛先で歯周病の原因となる歯とハグキの境目の歯周プラーク(歯垢)をしっかり除去します。※毛先を細かい凹凸にザラつかせた処理
クリニカアドバンテージハブラシ [3列 超コンパクト ふつう]
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【特徴・効果】
- 奥歯のさらに奥まで届くヘッドの薄さを極めた「極薄ヘッド」
- スキ間の歯垢もしっかりかき出す「弾力フィット毛」
- ペングリップで持ちやすく、軽い力でみがきやすい「六角形スリムハンドル」
- 3列:歯に毛先をきちんと当ててみがきやすい「スリム形状」のヘッド
2.歯間ブラシやデンタルフロスを使う
次に試していただきたいことは「歯間ブラシやデンタルフロス」を使うことです。薬局やスーパーでは多くの商品が販売されていますが、正しい使用方法を知らなかったり面倒な印象があるため、中々実践しづらい対策のように思われがちです。ですが、口臭の気になる方には是非行っていただきたいケアなのです。
歯間ブラシやデンタルフロスは、歯磨きだけでは落としきれなかった歯と歯の隙間に残った歯垢や汚れを取り除くことができます。歯ブラシだけでは届かなかった歯垢や汚れを更に取り除くことで、歯垢の臭いや歯周病を防ぐことができるため、効果の高い口臭対策となるのです。
この効果を知識として知ってはいても、実際に定期的に行っている方は少ないのではないでしょうか。毎食後行うことは中々難しいですが、毎日の就寝前の歯磨き後に1日1回行うだけでも効果が高いとされている口臭の対策の1つなのです。
ここでは、初めての方にも使いやすい歯間ブラシとデンタルフロスをご紹介します。
歯間ブラシは、使用する歯の隙間に合わせてS、M、Lなどのサイズがあります。ご自分に合ったサイズを選ぶようにしましょう。サイズが合わないと歯茎を傷めたり、歯の隙間を広げてしまう原因にもなりかねません。初めての方にはゴムタイプのものが安心して使うことができるためおすすめです。
GUM(ガム) ソフトピック40P 無香料 [SS~M]
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【特徴・効果】
- 「ガム・ソフトピック 無香料」は、ゴムタイプのやわらかいピックで歯間部に残る歯周プラーク(歯垢)をやさしくかきだせます。
- やわらかい使い心地ですので、初めて歯間ブラシをお使いになる方やワイヤータイプの歯間ブラシに不安がある方にも安心してお使いいただけます。
- 先端から徐々に太くなるブラシ形状なので、例えば一番細いタイプならSSS~Sサイズで狭い歯間にも幅広く対応できます。
- やわらかい使い心地でハグキもマッサージできます。
- 持ち運びに便利な携帯ケース付きです。
デンタルフロスは、歯と歯の間の歯垢を取り除くのに非常に有効です。糸巻き(ロール)タイプは使い慣れてしっかり磨きたい方におすすめです。初めての方はまず、柄が付いたホルダータイプのものから試してみるとよいでしょう。
クリニカアドバンテージ デンタルフロス Y字タイプ 18本
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【特徴・効果】
- 歯科医推奨の歯間ケアが実践できるデンタルフロス
- Y字型ホルダーなので、ムシ歯になるやすい奥歯の歯間にもラクに入り、しっかりケアできます。
- 120本のミクロ繊維束(フロス)にたるみをもたせているので、歯面を広く覆い、歯垢をからめ取ります。
- 滑りのよいフロスなので狭い歯間にもスムーズに入ります。
- 洗って繰り返し使える高強度フロス採用。
3.舌ブラシで舌苔の掃除を行う
口臭の原因で口の中、歯に関連する以外で次に考えられるのが「舌」からの口臭です。舌はその構造上から汚れが溜まりやすく、自分で思っている以上に口臭を発生させていることがあります。その舌の汚れ、舌苔を舌ブラシを使って適切に取り除けば一気に口臭を解消できる可能性があります。
舌についた食べ物の汚れや舌苔は、専用の舌磨きで除去することができます。舌磨きする際は硬い歯ブラシなどを使って舌を傷つけてしまわないよう、必ず舌専用のブラシやクリーナーを用意して行いましょう。
まず鏡を見ながら舌を出して白い舌苔が付いている箇所を確認します。場所が確認できたら、水に浸した舌ブラシを舌苔や汚れている箇所に軽く当て、擦るのではなく手前に引くようにして磨きます。
この時、力を入れ過ぎると舌の表面にある細かい突起「舌乳頭」や味を感じる細胞「味蕾」を傷つけてしまいますので、あくまで軽い力で行うようにしてください。また、1日に何度も行うと舌の粘膜を傷つける原因になります。多くても1日1回を目安に行うようにしましょう。
ガーゼやタオルで舌の表面を拭きとるだけでも効果があり、舌の細胞や粘膜を傷つける心配も少ないためおすすめの方法です。舌を傷つけずにしっかり舌苔を取り除くことができるといった特徴の市販の舌ブラシを2つ選んでみましたのでご紹介します。
デンタルプロ 舌ブラシ
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【特徴・効果】
- 1束あたり150本の高密度微細毛が舌を傷つけることなく汚れをキャッチ!
- 口臭の原因となる舌のよごれを取る舌ブラシが、より使いやすい形になりました!
- ブラシはやわらかい用毛を使用していますので、舌の表面を傷めにくくやさしい使用感です。
- 1束あたり約150本(歯ブラシの場合:25本/束)の高密度植毛で舌苔を逃さずキャッチ!
- 持ちやすく、舌にフィットするウェーブネック
- グリップもすべりにくくにぎりやすいラバー仕様。
SHIKIEN 舌磨きスムーザー「W-1」
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【特徴・効果】
- 「舌ブラシ W-1(ダブルワン)」は、舌が傷つきにくい新タイプの両面使用舌クリーナーです。
- 歯ブラシでは取り除きにくい食べカスや舌苔を、舌にやさしく簡単に取り除くことができます。
- 食べカスや舌苔が舌ブラシに付着しますので、眼で効果を確認することができます。
4.コンクールでうがいをする
あなたの口臭の原因は、歯磨きでは解消できない「細菌」によるものかもしれません。この細菌に対して手軽に対策できる方法として、「薬用マウスウォッシュ コンクールF」でうがいをすることをおすすめします。
マウスウォッシュは口の中の細菌を減少させ、虫歯や歯周病を予防するだけでなく、口臭の防止にも効果的です。この薬用マウスウォッシュ コンクールFは、歯科でナンバーワンの推奨実績を持つだけでなく、実際に使用したユーザーからも非常に高く評価されています。
ウエルテック 薬用マウスウォッシュ コンクールF
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【特徴・効果】
- むし歯の発生および進行の予防、歯肉炎の予防、歯槽膿漏の予防、口臭の防止。
- 高い殺菌力:お口の中での殺菌持続時間が長いCHG(グルコン酸クロルヘキシジン)配合で、歯周病菌やムシ歯菌などお口の細菌を殺菌、増殖を抑制し、歯周病やムシ歯、口臭をしっかり防ぎます。
- お口にやさしい:マウスウォッシュ特有のピリピリした辛さがなく、マイルドな使い心地で、お口への過剰な刺激がありません。後味スッキリのマイルドミント味。
- 濃縮タイプ:うすめて使うタイプなので、お口の症状にあわせて濃さを調節できます。
- 炎症抑制力:グリチルリチン酸アンモニウム(消炎剤)が、歯茎の不快な炎症を抑制します。
5.臭い玉(膿栓)を取り除く
「臭い玉」というのをご存じですか?正式名称を膿栓(のうせん)、もしくは、扁桃栓子(へんとうせんし)、扁桃結石(へんとうけっせき)とも言われます。どれだけ、歯磨きやマウスウォッシュを使っても解消されない方は、この「臭い玉」を疑ってみましょう。
これがご自身にあるかどうかを確認し、あった場合はその臭い玉を取り除くことで、口臭が解消される場合があります。
臭い玉は、喉の扁桃腺の表面にある穴(くぼみ)に、剥脱した上皮や、死滅したリンパ球や白血球、細菌などの塊が付着して固まったものです。これが非常に強い悪臭を放ちます。
まずは、この臭い玉があるかは大きく口を開けて喉の扁桃腺を確認してみましょう。以下の図を参考に、ご自身の口の中を確認してみてください。
「臭い玉」があった場合は、ご自身で取るのではなく、耳鼻咽喉科で処置してもらうようにしましょう。
臭い玉(膿栓)の除去については、保険が適用となります。初診の場合は初診料がかかりますが、臭い玉の除去だけなら3割負担で百数円から高くても数千円程度と比較的安い治療費で受けることができます。
臭い玉(膿栓)の除去方法として、以下の方法で試される方がいますが、喉や扁桃腺を傷つけてしまうこともありますので、あまりおすすめの方法とは言えません。
- うがいをして取る
- シャワーなどの水圧をかけて取る
- 綿棒で取る
- ピンセットで取る
- 耳かきで取る
- 歯ブラシで取る
口臭の隠れた原因「臭い玉」を取り除けば、今まで悩んでいた口臭がピタッとなくなるかも知れません。ご自分で確認できない場合や、確認できても取り除くことが不安な場合は、無理せず一度耳鼻咽喉科へ行って検査を受けることをおすすめします。
6.舌の運動と唾液腺マッサージを行う
ここまでご紹介した方法でも解消されない。そのような方は、唾液不足を疑いましょう。
唾液には、口の中の環境を整えてくれる様々な作用があり、自然に口臭を抑えてくれる働きを持っています。唾液が少ないことにより口臭が出やすい状況になっている可能性があるのです。
短時間で簡単に唾液の分泌を促進できる方法として、「舌の運動」と「唾液腺マッサージ」があります。あなたの口臭の原因が唾液不足によるものだとしたら、この方法で解決できるかも知れません。
以下に、唾液の分泌を促進させるマッサージをご紹介します。多くの歯科医も薦めている方法です。
- 耳下腺(じかせん)への刺激
人差し指から小指までの4本の指をほおに当て、上の奥歯のあたりを後ろから前へ向かって回す。(10回)
- 顎下腺(がっかせん)への刺激
親指をあごの骨の内側のやわらかい部分に当て、耳の下からあごの下まで5ヶ所くらいを順番に押す。(各5回ずつ)
- 舌下腺(ぜっかせん)への刺激
両手の親指をそろえ、あごの真下から舌を突き上げるようにゆっくりグーッと押す。(10回)
寝起きや空腹時、緊張した時やストレスを感じている時などは、唾液の分泌量が減り、口臭が発生しやすくなります。近年ではこのような症状の人が増加傾向にあると言われています。そんな時にはこのご紹介した方法で、手軽に短時間で行える対策を是非実践してみてください。
7.ブリーズライトや口閉じテープを貼って寝る
朝起きた後に口臭が気になるといった方には、是非一度、ブリーズライトや専用の口閉じテープを貼って寝ることをお試しください。寝起きの口臭は、口の中が乾燥することによって発生している場合が多く、これらを貼って寝ることにより乾燥を防ぐのです。
起床時に口臭がする場合、寝ている間に「口呼吸」になっている可能性が非常に高いと言えます。口呼吸になると口が乾燥して唾液が減ります。唾液は口内の細菌の繁殖を抑えたり食べ物などの汚れを洗い流したりする働きがあり、唾液が減ってしまうことによりその作用が低下して口臭を発生させる要因となってしまいます。
これを防ぐためには、口を閉じ、しっかり鼻で息をする呼吸に戻す必要があります。
口呼吸を改善するには、口呼吸に慣れてしまった呼吸を「鼻呼吸」にする対策を行うことが重要です。鼻づまりや鼻炎などの症状がある場合には、耳鼻科を受診し適切な治療することが大切です。
ですが、症状が軽度の場合や、今すぐ簡単に何とかしたいとお考えの方に試していただきたいのが、口呼吸を鼻呼吸にする補助的な役目を持つ、ブリーズライトや口閉じテープです。Amazonで販売されている代表的な商品をご紹介しましょう。
ブリーズライト スタンダード 肌色 レギュラー 30枚入
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¥1,209
【特徴・効果】
- ブリーズライトは、プラスチックバーの反発力で鼻孔(鼻腔の入口)を拡げて、鼻のとおりをスムーズにします。
- 鼻がつまって寝苦しく、良く眠れないとき、鼻の上に貼るだけで鼻の呼吸をサポートします。 鼻からスッキリ、翌朝スッキリ。
セレブリーズ 【30枚入り】 口閉じテープ いびき防止テープ イビキ対策グッズ
http://www.bickie.co.jp/celeb.html
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¥589
【特徴・効果】
- 長時間の貼り付けをしてもふやけたり、荒れたりしにくい素材を使用しています。
- また肌にやさしいだけでなく、一度口元に貼り付けて就寝されても朝まで剥がれない粘着力も兼ね備えています。
- 適度な伸縮性もあり、はがれにくく、口元の筋肉の動きにも順応するので装着時の違和感がありません。
- 臭いもなく、鼻、口まわりに貼り付けても全く気になりません。
- 3週間続けることで人間本来の鼻呼吸の習慣が自然に身につきます。
8.それでも解消しない方へ
これまでご紹介してきた様々な対策を実践して、それでも口臭が解消しない方の場合、最後に考えられるのが、呼吸器系疾患や内臓疾患などが原因で起こる口臭です。
口臭には食べ物やアルコールなどによる一時的なもの、歯周病や虫歯など口の中が原因のもの、誰にでも起こる治療の必要のない生理的なもの、そして内臓などの疾患によるものがあります。
ここまでご紹介してきた対策は、口臭が発生する率の高い原因に対してのものです。どの対策を行っても、少しも改善されない場合は、口臭が発生する率の低い呼吸器系や内臓などの疾患を疑うべきではないでしょうか。
具体的にどのような疾患があると口臭が発生することがあるのでしょうか。以下に示す疾患が重度な場合に口臭を発生させる場合があると言われています。
- 呼吸器疾患:気管支拡張症・肺結核・肺癌
- 消化器疾患:食道憩室・食道ヘルニア
- 代謝性疾患:糖尿病
- 肝機能障害:ウイルス肝炎・アルコール性肝障害・薬物性肝障害
- 腎機能障害:腎炎・腎不全・腎盂腎炎・腎臓結石
これらの疾患があるかどうかは実際に診察を受けてみないと解りませんので、まずは歯科医院または口臭外来として口臭を専門に診察・治療している医療機関での診察を受けることをおすすめします。
非常にレアケースであるとは思いますが、呼吸器系や内臓などの疾患が原因で口臭が発生している場合もあります。歯科医院や口臭外来を受診することで、ご自分ではわからない呼吸器系疾患や内臓疾患などの原因が発見できる場合があるからです。
特に口臭外来では、様々な口臭に対する専門的な検査を行い、その人の口臭にあった治療法を提示してくれるので、何をやっても口臭が消えない場合の最終手段といえるでしょう。
9.まとめ
ここまでご紹介してきた7つのことは、どれも比較的簡単に実践できるものばかりです。いくらやっても改善されない対策を続けるよりも、ここでご紹介したうちのどれかに変えてみるだけで、大きく改善されるかも知れません。
簡単にでき、もし改善できるとするならば、これほどハッピーなことはありません。思い悩んでいる前に、是非ここでご紹介したことをお試しいただき、気になる口臭の悩みから解放されましょう!